この連載について
NewsPicks人気連載が音声番組として復活。DMM.com亀山敬司会長がホスト役となり、毎回、経営者や文化人を招待。脱力系ながらも本質を突く議論から、新しいビジネスやキャリアの形について考えていく。
この記事の著者 / 編集者
関連する企業
インターネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、旅行予約サイト、ポータルサイト、電子書籍や各種デジタルコンテンツサイトなどを運営。FinTech事業では、楽天カードを中心に銀行、証券、電子マネーなどの金融関連サービスを手がける。楽天エコシステム(経済圏)のオープン化を推進。
業種
総合Eコマース
時価総額
1.83 兆円
業績
シェア
新規登録またはログインすると
チャートを見ることができます
新規登録する
ログインはこちら
この連載の記事一覧
【完結編】「亀っちの部屋」ゲスト49人、2年間の軌跡
309Picks
【DMM亀山×西村誠司】コロナを乗り越えた商売人の「ピボット力」
241Picks
【亀山×本田圭佑】改めて語る、僕が「経営」に熱中する理由
350Picks
【亀山×本田圭佑】まだ日本にない、投資の仕組みを作りたい
330Picks
【亀山×鹿毛 後編】商売を「当てる方法」は存在するのか
253Picks
【亀山×鹿毛】ヒットメーカーが語る「クリエイティブとは何か」
258Picks
【DMM亀山対談】誰も知らない「探偵業」の舞台裏
267Picks
【亀山×永井陽右】なぜ、命がけで元テロリスト更生をするのか
228Picks
【直言】途上国支援は「ビジネスで」やるべきだ
374Picks
【亀山×長坂真護】僕はガーナで「資本主義の正体」を見た
225Picks
型だと思う。
型から入る問題は、型から抜けれ無く
なったりする事であり、日本の課題の典型
の様に言われている。
しかし、本来は守破離なのである。
型は身につけて破らないといけない。
型を身につけないと、理解が進まない
と言うのは、脳科学的に当然だと思う。
脳の知覚をまず鍛えなければ、その先も
見えないからである。
だからやって見る癖が重要である。
しかし、私はそれを3年は耐えないと
知覚にならないと思っている。
異質な考えの話は、
共産主義と資本主義の比較で、
ユーベルハラリが紹介している。
ハラリによると、資本主義も共産主義も
民主主義である。しかし共産主義は
僅かなエリートを除き、全ての人を
平等に扱う。結果として多様性を失い
資本主義に破れる。
私は、哲学と多様性の組み合わせが
大切だと考えている。
やはり、方向性と譲れないものがあってこそ
多様性は生きると、社内でも言っている。
「実際に、大きい刺激を知覚して行動した人間ほど、社会で価値を発揮しています。そのために僕たちは知覚を鍛えるために読書やトレーニングをするのだろうし、自分の「興奮ポイント」を楽しく学べる仕組みが、もっと発展するでしょう。」
先日NPの番組に出た時も言ったけど、心に焦点を当てて、自分の興奮ポイントを把握するって、人が幸せに生きていくために、すごく大事な視点だ。世界から与えられた価値基準ではなく、心の声を聞いて躍動できるように心がけて生きること。
プロスポーツ選手など、スーパープレーができるが、基礎的なことの技術がすごい。下記のトラップとかはまさに。そしてこういう一個一個の技術が身体の一部になっていることが、精度の高さ、そしてスーパープレーにつながる。
行動規範として基礎部分を疎かにせずにやり続けられる力、それを自分の思考として理屈付けできることは大成するために必須だと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=_nBWVOJpwyg
行動規範は、若いうちは教育者の影響が大きい。そして、日本では記事にあるように、学校の教育(九九とか)や公文式はじめ、基礎力の教育についてはとても強いと思う。そこの部分への知覚が鍛えられていて身体で覚えているし、教育者の行動規範も「正しい答え」によりがちだと思う。
一方で、基礎力を応用していく観点での知覚は、間違えてもほかの方法を試してみるといった行動規範ではないと育ちにくい。応用していく過程で基礎力の重要性を認知できて自らの行動規範になっていくパスがもっと育つと嬉しいなぁと感じる。
経営的には、野中郁次郎先生が提唱される、暗黙知↔︎形式知の変換を繰り返す知識創造スパイラルが必要ですし、暗黙知を言葉にして形式知にできる人は強い。
ただ、脳科学的には、自転車の運転に代表される手続き記憶など、そもそも言葉にできない非陳述記憶もあり、その獲得には実践あるのみ。
実は北川さんとは、脳科学の勉強会でご一緒したのですが、物理学の研究からAIの事業に転じ、いまは社会を理解するために脳科学に興味があるという、全く同じ道を歩んでいて、勝手に共感してます(笑
宇宙の真理を探究する物理学、社会や人の真理を探究する脳科学、本質は同じなのかもしれません。
=参考=
学習する組織・脳・AI〜経営から強化学習や囲碁AIまで
https://note.com/ray_30cm_ns/n/n65dbd378d155
新しいことを学ぶときに「型から入る」という方法がありますが、科学的に見ても効果があるとのこと。
私はかねてより、「残っているものには意味がある」という考えを持っていますが、一昔前の職場で行われている「ラジオ体操」「朝の掃除」「社是の唱和」といった習慣についても、論理的に効果を理解することができました。
それにしても北川さんのような「高度な学識を持ちつつ、ビジネスの世界で活躍する」というキャリアが広まれば、もっと日本企業から面白いものが出てくるのではないか・・と思わずにはいられない対談でした。
お二人の対談、凄い面白かったです。
そういう意味でかつての寺子屋などで行われた四書五経の素読も脳の暗記回路を強化するのに役立つと言いますし、
超人的宗教者の空海も暗唱を推奨してます
ラジオ体操、朝の掃除、剣の素振り笑笑にしても
ただひたすら行う習慣には何かしらの効能があったりするものです
行動の習慣化に、精神が宿る
何事も踏み出してやってみないと体感できないこともあるし、
強い問題意識があって動くこともある。
いずれにしてもできない理由や、食わず嫌いをせずにやってみて、ある程度続けることで体に染み込んでいく、、
習慣化のプロセスだと思います。
武士道の事例がわかりやすい。