日本郵政が豪物流子会社トール売却へ、国際物流から撤退
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注目のコメント
ようやくとも思うが、一方で何のための買収だったのかというのも強く思う。
2015年の買収時のPickをいくつか振り返りながら。①の買収報道時の業績についてのコメント見ると、買収前のほうが儲かっていたということ。買収から約5年、高値掴みさせられた代表例。おまけに日本郵政は国がまだ株を一定保有しているわけで…そのなかで②はその後2017年の検証報道だが、これだけ巨額の買収だったのに取締役会での議論がゼロという体たらくだった。企業経営は失敗も伴うものだと思っているし、スピードが重要だと基本的に思っている。ただそれでも最低限適切なプロセスはあるし、特に海外事業なんてやったことがないなかで何もなかったなんてというのは意味が分からない。
①https://newspicks.com/news/833848
②https://newspicks.com/news/2613770銀行と保険とホールディングスの3つを上場させるというスキームのために、ホールディングスは金融以外の収益が成長するストーリーを描かざるをえなかったことの負の遺産ですね。
けして悪い戦略だという評価ではなかったはずですが、マネージしきれないであろうことは当初からの懸念でした。
手前の意見としては、成長しなくていいじゃん。安定して収益うみ、適切な店舗統廃合とマイルドな人員削減で、人口減による経済縮小よりはアウトパフォームするでいいじゃん、というものでしたが、まあウケは悪かったです笑
結果、こうはなりますよね。
誰のせいでもない、国民全体の空気の圧力かと思います。
それぞれの意思決定者とお話すると真っ当なんです。組織になると歪む。それが難しい。これまで投資銀行のカモにされまくった挙句の損切り。株価も5年前の売り出しの半値近くにまで下がっていて、株で最もやってはいけないのが、日本政府や政府系ファンドが売り出すものを購入して、ホールドする事だとよくわかる