[ソウル 4日 ロイター] - 韓国のサムスン電子<005930.KS>は4日、同社がソフトバンクグループ<9984.T>傘下の英半導体企業アーム・ホールディングスの少数株式取得を検討しているとの報道を否定した。

コリア・タイムズは匿名の業界関係者の話として、サムスンがロイヤルティー支払いを減らすため、アームの株式3─5%を取得することに関心を示していると報じた。

サムスンはこの報道を「事実無根」と否定した。

アームはクアルコム<QCOM.O>やアップル<AAPL.O>、サムスンなどの顧客に半導体の設計・技術ライセンスを供与し、顧客はその技術をスマートフォンなどの半導体に使用している。

日経は先週末、ソフトバンクがアーム売却を巡り米半導体大手エヌビディア<NVDA.O>と交渉入りしたと報じた。