SUBARU、77億円の赤字 4~6月期、主力の米工場停止で
コメント
注目のコメント
4-5月と世界に2個しかない工場が操業停止していたことを考えれば、赤字は当然。むしろ、赤字額が少なすぎると感じる方が正しく、小幅にとどまったのは会計的な未実現利益の入り繰りの技術的な話である。
米国は在庫がほとんどなくなるほど販売は良好で、これからSUBARUの工場は忙しくなるだろう。会社計画の保守性は否めないが、営業利益も配当もちゃんと生み出せる計画である。売上が前年同期比-45.2%のなかで営業損失-157億円(営業損失率-3.4%)。スズキもだったが、自動車各社、売上減少が極めて大きい中でかなり粘っている印象。
棚卸資産も膨らんでいない。金融危機の際には、直前までフル生産、そのあと需要減少と合わせて在庫を減らすこと、さらに円高といった要因が一気に重なった。それに比べて、米国の小売統計などを見ても、需要が持っているから何とかなっている印象。
説明資料:https://bit.ly/2Pk1IfK