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大学教育の実践者として、教育システムについては素人として書きます。
私も今まで国立も私立も含め、いくつかの大学で教えてきましたが、大学教員の教育のかなりの部分は、学問内容よりも、大学で学ぶことに対するモチベートをすることです。私の教えている大学は決して学力の低い学生ではないですがそうです。教員としての問題意識としては、新卒採用をする側の企業と同じようなものを抱えていて「もうちょっと高校までの教育でなんとかしてきてくれよ!」ということがかなりあります。なので、永守さんの気持ちがわかったりもします。
高校は中学がしっかりしろ、となり、結局最後は家庭にしわ寄せが行くのかなと思うのですが、家庭は家庭でじゃあどうしたらいいのかもよくわかりません。つまり、ここで問題なのは、我々の日本の社会は子供・若者をそれぞれの場面でできる限り育てるということでしょう。
また、少なくとも今の大学の同僚は、皆、真剣に学生に向き合い、教育を行っていると思います。本当に、中堅から若手の教員は真面目です。学生も真面目だと思います。別に皆怠けているからこうなっているわけでもないように思うのです。従って、誰かのせいにするのではなく、それぞれがまずできることをやる、やっていないことをセンセーショナルに批判するよりも、よい実践を育てる、そういうことが大事のように思います。
大学を運営されるのも良いと思いますし、そうせずとも、大学と企業が人材育成に関してコラボレートするというのもあり得ることでしょう。
いちばん大切なことは、何かを教え込むことではなく学ぶ楽しさ、その人がその人として自分の人生の主人公になることを、小さい頃からどうやって周りの人生の先輩たちが共に悩みながら歩めるか、ということが問われているということではないでしょうか。
これまでたくさんの新卒を受け入れて、育ててこられたからこその発言だと思います。

「新卒一括採用」の文化が強く日本に根付いている中、スキルがなくても会社の中で育てていくことは前提として考えられてきていると思います。(当社も新卒採用に注力し、入社してくれた人を一生懸命育てていく文化です)
それが、時代の変化とともに新卒採用と中途採用の境目が徐々になくなり、新卒学生に対してもある程度のビジネスでも通用するスキルが求められるようになってきているのは採用の現場にいると肌で感じられます。
企業と学生との間の問題だけではなく、大学教育のあり方についてもスコープが広がり、もしかしたらもっと前の段階の教育から変わっていかないと、この問題は解決しないかもしれません。
〉「採用をした企業側が責任をもって一人前に育成するのが筋だろ」

これは日本の教育を受けてきた典型的なコメントでしょうね。
冷静に考えれば、企業は営利活動を行っているわけで、本来であれば業務執行能力がある人を採用するのが筋です。

新卒一括採用なんて謎なことをしているのが問題で、
その人の経験値や立場、知識や能力に合わせて小さい時からなんらかの仕事を責任を持って果たしてお金を稼ぐことを、勉強と同時にやらず、なぜか学生のうちは勉強だけするべきだということを書く過程が行っているのは、新卒で採用した会社が10年かけて育ててくれるという信念のもと行っています。

要するにツケの後回しです。


名刺の出し方云々というのはただの言葉狩りに過ぎません。

これにしても、「子ども」時代には親の仕事や周囲の人のビジネスと隔絶されているからこそ起こっているわけで。
これまでのルールを壊されそうになると過剰に反応する「ルール大好き」の今の日本を象徴する話のように思います。コロナに関しても「明確」を連呼する人がいますが、「明確」にすると今度はそれ以外はいいんだと思い込み、もし何かあればルールやそれを作った人のせいにする。

就職にしても勉強にしても、もちろんコロナも、自分のことは自分で考えられる、大学生だったらそれくらいはできないといけないはずですが…
永守会長は、学生のうちから自分のキャリアは自分で考えるという原則のもとでお話しされてると感じました。

記事にもある通り、日本電産の教育も充実してますし、ご自身も京都先端科学大学の理事長として学生の教育にも注力されている。

日本に長く続いている、新卒一括採用、年功序列、終身雇用などの慣習を産業界だけでなく、教育や政治も含めて手を打たないと日本全体がグローバルから取り残される危機感がある。
自社の採用方針を分かりやすく率直に伝えているだけなので、嘘と方便で塗り固めてリアリティショックを誘発させるよりも断然いいと思います。

永守会長は大学経営にも参入している実践者です。教育に関与していない企業経営者の思い付きとはレベルが異なります。

大学生が就職活動すら消費活動のようにとらえていることの方が深刻です。嫌なら選ばなければいいだけの話です。
賛否双方とも、大学を一様・一体的に見ないことが必要でしょう。各々の大学像をもとに議論すれば、擦り合うはずがありません。

企業の即戦力となれる教育を売りにする大学もあって良いと思いますし、ましてや永守会長は自分でそういった大学を運営している。批判だけしている人たちとは明らかに一線を画しています。特に、対企業でも対アカデミックでも、まともな人材育成をできていない大学は猛省が必要でしょう。

なお、大学の特色化が進むのであれば、学生側も入学前にきちんと大学の特色を理解し、進路決定をすることが必要です。そのために、一番変わらないといけないのは、高校の進路指導かもしれませんね。
日本の大学生(文系)は、はっきり言って本を読んでいない。僕のところにインターンで来たアメリカの大学生、フランスの大学生は自分の考えを本からの引用を交えて述べた。「即戦力」とは、自分の意見を根拠にもとづいて述べる力にあると思う。トコロテン式に就職する日本の新卒採用システムは、大学生の考える力を削いでしまっている。
過去、下記のような記事にコメントしたことがあります。

【永守重信】一流大学卒も、二流大学卒も、全員「役立たず」だ
https://newspicks.com/news/3803085

「英語、専門、作法が重要!」大学経営で勝負に出た京都先端科学大・永守理事長
https://newspicks.com/news/5063533
御自身のお考えを披露したまでなのに炎上とはお気の毒です。
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業績