[ベルリン 3日 ロイター] - IHSマークイットが発表した7月のドイツ製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.0と、2018年12月以降で初めて好不況の分かれ目となる50を上回った。

製造業の回復が続いていることが浮き彫りとなった。6月は45.2だった。

IHSマークイットのエコノミスト、フィル・スミス氏は、生産と新規受注がともに急増したと指摘。ただ、需要は危機前の水準を依然として下回っているという。

同氏は「7月の新規受注は急増しており、生産の短期的な見通しは明るいようだ。製造業は引き続き第3・四半期に予想される景気の自律回復に大きく寄与する見通しだ」と述べた。