【地方創生】都市と地方、二者択一ではない生き方と「QoLエコノミー」
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注目のコメント
構成を担当しました。
「地方の暮らしに惹かれるが、東京の魅力も手放したくない」
「都市か、地方か──二択の時代は終わろうとしている」
本当にいいとこどりできたら最高です。
私も8月のリアル取材は2回で収まり、オンラインでの取材や打ち合わせが40回ぐらい。。。もし独り身で、賃貸住まいだったたらとっくに引っ越していますね。
でも学齢期の子供がいる人はまだ不自由です。
ここに新しい何かがあれば。会津若松市でスマートシティプロジェクトの指揮を執り、
「QoLエコノミー」を提唱している
アクセンチュア代表取締役社長の江川昌史さんと、
フードロス解消のシェアリングサービスを展開する川越一磨さん、
廃棄寸前のフルーツを特殊冷凍技術で商品化している
木下昌之さんにお集まりいただき、
生活の質を向上させながらビジネスを拡大していくための
“新しい価値観”についてお話を伺いました。
かねてより興味のあった地方創生。
個人的に地元・青森と東京のデュアルライフに
思いを馳せていました。
島への移住を考えていらっしゃる木下さんの
「無形のものを含めて地元の人が
気づいていない価値がたくさんあることに
気づかされます」
という発言にも同意で、
無形の魅力が多く眠っていることも地方の魅力。
コロナ・ショック前までは年に何度か地元に帰って
リモートワークをしていましたが、
その数年前までには考えられなかった
仕事と生活の双方の充実ぶりを実感しました。
(ビフォアがあってこそのアフターなのだとも思いますが)
川越さんもおっしゃっていましたが、
QoLを維持しながら、
時間の流れの「余白」を楽しむ生活は
どんなに心に栄養をもたらしてくれるのか。
江川さんの提唱する「QoLエコノミー」が
伝播していくことを願ってやみません。「食」という切り口からみれば、明らかに都市部より地方の方が安くて美味しいものが溢れている。生産者と消費者の距離が縮まることで、最高のタイミングで最高の食べ物を手にできるからである。
例えばトマトやバナナなんて有名な話だが、殆どは青いうちに収穫され、流通されるうちに色がつく。つまり畑で完熟したものではない場合が多い。そりゃ味に差が出て当然である。
世界を見れば、特にヨーロッパなどの有名レストランは意外と郊外に多かったりするのも、シェフのこだわりの一つだろう。
QOLという観点では、都心に生きるも地方に生きるも自由。オンライン化が進めば進むほど、住む場所の制約がなくなってくる。
2年前まで2拠点生活していたけど、MTGのために日々東京に行ったり来たりしていたのがなくなると思えば、本当にいい時代だなと思う。
もちろん弊社でもなるべく出社義務をなくし、オンラインで仕事ができる体制を整えている。いつかはいろいろな場所で働く人が増えれば、また別の意味でのダイバーシティにつながりそうで、考えるだけでもワクワクしてきた。