ファストリ柳井氏の焦燥「変わらねば日本は潰れる」
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注目のコメント
新型コロナウイルスで世界の秩序が変わろうとする中、どう再興していくべきか。日経ビジネスの新連載「再興ニッポン」の第1回に柳井社長が登場。備忘録として、私的に響いたポイントをメモしておきます。
>今こそ、「正しいこと」の追求が重要
>目指すのは「本業での社会貢献」。
>コロナで消費行動はどう変わるか?
>eビジネスと近場のビジネスが大きなトレンドになる。
>消費行動が変わると、出店の考え方も変わる?
>ダウンサイジングしていく。アップサイジングできる要素はない。
>開発、生産から働き方まで見直す有明プロジェクトを進めている。川上から川下まですべてを変えるというが、何を目指しているのか?
>すべてをデジタル、グローバル、ロボティクス、全自動化といった考え方に変えていき、世界をつなぐことを目指す。
>他社との競争がある。勝たないといけない競争の相手が今まではZARAやH&Mだったが、全産業がボーダーレスになり、お金を使うのに、服を買うのか、エアコンを買うのかとなる。だからより魅力的な環境で、いい店で、いいブランドで、いい商品を扱わないと売れなくなる。
>仕事が好きで、自分がやることに対して、社会が結果的によくなる。そういう商品を作って売っていく。そこに意義を見いだす人じゃないといけない。
>最近、「正しいこと」や「よりよい社会」についての発信が多くなっている。逆にどういうことが正しくないと考える?
>自己本位と、既得権の上にあぐらをかいていたり、政治に頼ったりするのはだめ。
>一流の人と一流の人は知り合い。だから本当にいい人たちの世界の中に入らないといけない。その人たちは世界をいい方向に変えたいと思っている。そういう企業であり、世界に必要とされる企業でないと大きくはなれない。
>もう1つ重要なのは環境問題。もっと発言し、実行しないといけない。
>グローバルブランドとして本当に充実させる。日本で、アジアで、ダントツの1位にならないといけない。グローバルというのはそれぞれの集合体だ。
>コロナのため時計の針が早く回っている。みんな危機感を持っている。企業自体が生き残れないかもしれないと思っている。だから今、変われないと二度と変われないんじゃないですか。24年に渡る海外生活で、外から日本を見続けていますが、「このままでは日本は大変なことになる」と、私も思っています。
私の小さい声はともかく、経営者として尊敬されている柳井さんが最近鳴らし続けている警告を、どれくらいの人が真剣に受け止めているのだろう…。
It's time for change!我々は真剣に今こそ、降りかかる課題に対して明確な
「態度」を求められいる。
他人事では生き残れない。
もう人間と企業の化けの皮は剥がれています。
本当の存在価値と意義を明確に持つ企業しか生き残れない。
覚悟を持った経営が求められていますね。