ANA、1590億円赤字で崩れる「脱コロナ」シナリオ
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ANAは、前年度末の有価証券報告書上は、第二四半期中、つまり、9月末までに収束し、10月から緩やかに需要が回復する前提で、会計上の見積りをしています。第二四半期決算は、当該見積りの前提を継続できるか、さらなる減損や繰延税金資産の取り崩しを要するかの正念場に感じます。
(新型コロナウイルス感染拡大に伴う会計上の見積りについて) 当連結会計年度末にかけて、新型コロナウイルス感染拡大により、世界各国の入国制限措置や国内の外出自粛等の影響で国内外の航空需要が急激に減退しています。 当連結会計年度におけるのれんの評価や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りは、IATA(国際航空運送協会)の見通し等も踏まえ、このような状況が2021年3月期の第2四半期中まで継続し、その後は緩 やかに需要が回復していくと仮定して行っています。
●ANA 有価証券報告書
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9202/ir_material_for_fiscal_ym9/83776/00.pdf法的整理をして債務が軽くなり、政権との関係もあって羽田の枠で冷遇されていたJALの方が今回の危機に対応できる可能性は高い。しかし、JALも苦しいことには変わらない中、影響が長引いた場合、政府がどのような支援策をするのか注目である。
影響が収まりさえすれば、拡大するアジア経済の中、長期的には航空需要も伸びていくと思われるので、全ての航空会社に支援がなされることが望まれる。JALとANAの統合をすれば、競争が限られることとなり、航空運賃が高止まってしまう。
個人的には、かつては少し安くてサービスもよかったANAを中心に使ってきたが、最近はJALの方が安くてサービスもよくなっていたので、これを機にANAには頑張ってもらいたい。ANA、JAL統合なんて一般人にはデメリットしかない。
競争があってこその切磋琢磨。選択肢がないと淀んだ水のように腐るだけになります。