2020/8/3

【3分グラフ】GAFAM決算の明暗を分けた「広告」

NewsPicks 編集部 記者・編集者
IT業界を代表するグーグル(アルファベット)、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトは、その頭文字を取って「GAFAM」、または「FAMGA」とも呼ばれる。
世界の時価総額ランキングのトップ10に名を連ねるIT業界の巨人5社は、このコロナ下で業績をどう伸ばしたのか。
アメリカ時間の7月30日、この5社の4〜6月期決算発表が出そろった。世界のビジネス界を動かす5社の最新業績を、グラフとともに3分でアップデートしていこう。

3社が増収増益、グーグルだけ苦戦

まず、GAFAM・5社の4〜6月期決算の概要をおさらいする。
5社のうち、売り上げも利益も増える「益」となったのは、アマゾン、アップル、フェイスブックの3社だった。マイクロソフトは「益」で、アルファベット(グーグル)は、上場以来初となる「益」の四半期決算となった。
5社の高成長は依然続いており、5社の業績を足し合わせると、4〜6月までの3カ月間の売り上げが2436億ドル(25兆8200億円)純利益が399億ドル(4兆2300億円)という規模に達している。

各事業の「勝敗」ランキング

次に、GAFAMが展開する事業の売り上げを、増減率のランキング形式で見ていく。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける中、それぞれのビジネスで「勝敗」が分かれている。