米当局、著名人ツイッター乗っ取りで17歳少年など3人起訴
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以前から、Youtubeやツィッターでは、有名人のに偽のアカウントで、ビットコイン関連の詐欺は存在していたけど、今回はハッキングだし、しかも17歳がビットコイン使っての詐欺と言う所に、ある意味アメリカだなあと思った。
ジェネレーション的に、米国の若い世代には「ゴールド」投資と言う感覚はなく、どちらかと言うとディジタル「ゴールド＝ビットコイン」と言う事なのだろう。
ホワイトハッカーにと思うけど、この手の詐欺君は、真っ当なところにモチベーションが生まれない悲しい現実。ハッカー追跡顛末記の古典として「カッコウはコンピューターに卵を産む」がありますが、追う側追われる側に抱いた率直な読後感は「徒労」でした。ハッカーを利用した何処かの国家機関は多少利益を得たかもしれませんが、侵入者にもそれを追った天文学者の著者にもこの事件は生産的な結果をもたらしませんでした。
本には書かれていない著者の後日談として、本の中で結婚に至ったガールフレンドともその後別れ天文学者としてのキャリアも諦めざるをえなかったそうです。
今回の事件、Twitter従業員を狙い電話を使ったフィッシングが糸口のようですが、正直「天才」と称揚するに足る技術的詳細は現時点でまだ出てきていないと思います。
他方でメディアはそこは飛ばして結果だけを捉えて天才云々と騒ぐわけで、巻き込まれた現場では様々な徒労が押しつぶされているであろう様も想像すると非常にモヤモヤが残るのが正直な印象です。
