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【名和高司】ユニクロが考える「本当に良い服」の条件

NewsPicks編集部
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  • 一橋大学ビジネススクール客員教授

    最終回の今回は、いよいよ日本企業のCSVを取り上げます。

    日本発のCSVを、私はJ-CSVと呼んでいます。日本のJです。グラミンのユヌス先生が指摘したように、ポーター教授の唱えるCSVは、経済価値の向上が目的になっています。これに対して、「三方よし」や「論語とそろばん」の伝統を大切にする日本企業のCSVは、経済価値の向上は社会価値向上という大きな志のための手段にすぎません。

    筆者はこのような資本主義(Capitalism)の先を目指す経営思想を、「志本主義」(Purposim)と呼んでいます。今回ご紹介するファースト・リテイリングだけでなく、花王、味の素、SOMPO、三菱ケミカル、YKK、オイシック・ラ・大地などは、いずれも志本主義に基づくJ-CSV企業です。

    コロナ危機のさなか、中国でもJ-CSVに触発されて、C-CSV活動が始まりました(もっとも、私が仕掛けたものですが)。前回ご紹介したアリババを始め、中国を牽引するミレニアム世代の起業家たちは、デジタル・ネイティブであり、かつサステイナビリティ・ネイティブです。この志の波動が東南アジアやインドにも広がり、やがてA(Asia)-CSVという大きなうねりになっていくことを、心から期待しています。


  • 45rpm studio co.,ltd/45R-J co.,ltd 取締役

    高品質、高機能な服はこれからどんどん出てくる。一方で日本人にしか出来ない「丁寧」なものづくりをしている職人さん、工場さんが各地に点在しています。
    でも殆どの服が結局海外生産です。コストを抑え量を作る為には仕方ないかも知れませんが。
    日本の技術で服づくりをすると時間もコストもかかります。でもその分本当に良いものが出来るのです。こうゆう服は愛着が湧きます。
    愛着が湧くので、大事に永く着ます。これが良い服だと思います。
    量から質へとよく言われていますが、まだまだ量をつくる為の生産フローのままであるのが現状かも知れません。コロナ渦においては、急に生産をやめ
    服をつくらないと言う極端な事態になっているケースも、量を前提としたものづくりをしているからだと思います。本当に良い服を本気で考えていこうと新ためて思います。


  • NewsPicks 編集委員

    コロナ禍でも週末のユニクロ店舗は混雑しており、その強さを認識させられます。かつては安かろう悪かろうのイメージがありましたが、今やユニクロはオシャレな人にも必須のアイテムで、クオリティを真っ向から否定できる人はいないでしょう。

    しかし、消費者としてユニクロにお世話になる一方で、ファーストリテイリングという企業が何を目指しているのか、どういった思想のもとで経営されているかはあまり知られていません。

    服を変え、常識を変え、世界を変えていく──。ファーストリテイリングが抱えるミッションは一見すると突飛なものに思えますが、社外取締役である名和先生の解説によって、その意味するところをすっきりと理解できました。ここまで本気で「世界を変える」ことを意識している日本企業は、ほとんどないと思います。

    凄ければ凄い企業ほど、批判的な視点も含めて多角的に捉えてみたい気持ちが湧きあがります。ユニクロの強さの源泉はどこにあるのか、現在の研究対象の1つです。


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