日本郵政大量処分 「結局責任は現場に」局員にくすぶる声 増田社長の「責任明確化」に
毎日新聞
2020/7/29 22:24(最終更新 7/29 22:37)
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かんぽ生命保険の不正販売問題で、日本郵政グループが社員の大量処分に踏み切った。営業担当者の懲戒解雇といった厳しい処分も含まれており、問題に対して厳格な姿勢を示した形だ。日本郵政の増田寛也社長は、自粛している保険商品の営業再開に前向きな姿勢をみせるが、郵便局員の間では「結局責任をかぶせられているのは現場だけ」との不満がくすぶっている。
「過去に例のない不祥事に関し責任を明確化した」。増田氏は29日の記者会見で、そう強調した。今回の処分では、現場の郵便局員6人を懲戒解雇とした。茨城県や福岡県、東京都などの郵便局員で、30~50代の課長や課長代理という。日本郵便の説明…
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