【実録】絶望の街NYで、コロナに打ち勝ったラーメン屋
NewsPicks編集部
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宅麺市場は今かなり伸びています。日本国内でも記事と同様の調理方法で全国の名店が食べられるようになりました。ラーメンのいいところは記事にもありますが、"調理"の簡便さ。製麺と出汁・タレで差別化を図る料理なので、そこが完成された状態となると名店の味を家でも再現しやすい。加えてトッピング等で時間をかけてオリジナリティを出すこともできる。
簡単においしいものを食べたい、食べるなら拘って食べたい、双方のニーズを満たすことができるので、完成品を届けるデリバリーとは別の市場としてアフターコロナでも伸びるモデルだと思います。悲壮感ばかりのNYのラーメン業界で、むしろ攻めに挑戦したラーメン屋がある、と聞いたのは2カ月前のことでした。その直後には、ニューヨークタイムズにも掲載されるなど、ぐんぐん注目度をましていきました。
インタビューから見てもわかるように、出自からして、いわゆるラーメン職人とは全く違う道のりを歩みつつ、その揺るぎない意志と、確かなビジョンは、ラーメンを徹底的に突き詰めたからこそのもの。
いわゆる店舗拡大やフランチャイズ化とは異なる、コロナ後のラーメン屋の新たな戦略として、一つの道筋になるかもしれません。
にしても、もう一度食べたい。財布が許せば……。「4食で75ドルとは、結構強気の値付け」本文でも出てくるように、日本は良くも悪くも外食のコスパが異常に高い国なので、その感覚でみると市場を見誤ると思う。ランチ25ドルとか20ユーロ(プラスデザート)とかという視点から見て何ができるかを考えると、日本食の世界市場はまだまだあるのではと思わされる記事でした。