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スペイン格付け見通し「ネガティブ」に引き下げ=S&P
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【フィリピン】フィッチ、比格付け見通しを据え置き[経済]
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英格付け「AA」で据え置き、見通し「安定的」=S&P
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フィッチ、NY州の格付け見通しを「ネガティブ」に 新型コロナで
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豪見通しを「ネガティブ」に変更、格付けは「AAA」維持=フィッチ
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米格付け会社、日本国債格付け見通しを引き下げ 巨額補正で財政悪化不可避
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日本国債の信用度 格付け“A”も 今後の見通し引き下げ
NHKニュース 0Picks
すなわち、景気収縮を緩和するための効果的な財政政策はむしろ正当化されるということでしょう。
『日本の格付けは「A」で据え置いた』とのことですが、S&P、Moody’s,フィッチの3大格付け機関のすべてが日本の信用格付けをシンガポール、香港はおろか韓国、台湾といった国々より一段下に置いていることは承知しておく必要がありそうです。国内から反発の声が出そうですが、残念ながら、それが外部から見た我が国の評価です。
欧州債務危機時には混乱に拍車をかける存在として問題視された経緯もあり、欧州独自の機関を、という話も一時は出たくらいです。日本がどうというよりも率直に格付け機関の挙動がノイズに近くなっているように感じます。
「新型コロナウイルス感染拡大による大幅な景気収縮」が理由とありますが、その論点に力点を置いたらほとんどの国債は引き下げです。
「フリーランチはない」ということだけは確かであり、市場の混乱(売りたたき)は、マーケット参加者がそうしようと皆で決めたら、あっという間に起きるものです。単に今がその時ではないという相場観なだけ。
ソブリン債の格付けをいたずらに変えてしまうと、財政金融危機を誘発してしまうことは、ギリシャ危機の経験から明らかなはずです。