5人以上の飲み会控えて、大阪 府民に要請、感染は最多155人
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「大人数での飲み会はNG」
と言われるより「5人以上〜」と言われた方が、具体的で判断しやすい。
そして、良い点、悪い点が他県の知事に伝播していき、少しずつレベルアップしていく様子が嬉しい
注目のコメント
4人以内なら大丈夫、5人以上はハイリスクという単純なものではありませんが、色んな受け止められ方をして、実際には色んな解釈で日常生活・経済活動が行われるのでしょう。
(4人くらいまで大丈夫なら5人も変わらないでしょ、10人とかでなきゃ、みたいな解釈の人も出てくるでしょうし、そもそも会食ダメだよね絶対という方もいるでしょう)
それらを全部加味してアウトカムが評価される。しかも、皆が納得しそうな結果である感染者ゼロはもはや目指せる可能性が低い。
公衆衛生・医療政策は大変ですね。
追記
科学的根拠はありません。それでも、具体的数字を示すことが政治家の役割だと思います。といった趣旨のことも話されていますね。
こうハッキリ伝えられるリーダーには共感を得やすいように思います。
交絡因子の多い数字しかないのでアウトカム評価も難しいですが、数字がないと後で評価はしづらいです。つまり、政策を再評価・修正しづらいということです。
例えば、Xm2の広さの店舗で、時間あたりN回の換気がえられる環境において、時間あたりX/Aコのグループを、Ym離した座席で受け入れて、Bm離れた人には聞こえない程度の声で、、、という状況なら実行再生産数が0.8を割るので1か月後には感染者数は〇〇に達しますという科学的事実がわかっていたとしても当然ながら伝え方も色々で、受け取り方も色々です。
行動経済学のナッジにしても、受け取り手によって手法を変えた方が良いものもあります。今回のメッセージは大阪で成功しても東京なら4人以上は控えて!の方が良いかもしれませんし、小池さんがおっしゃることなら6人と言ってもうまくいくかもしれません。
何が言いたいか、、、コレが功を奏するにせよしないにせよ、根拠がないことをハッキリと説明した上で、伝わりやすいメッセージを府民に発信した府知事に、1人の大阪人として共感を覚えます。
もちろん評価・改善していくべきことであるのは当然です。【5人未満でも】
マスクなしで対面でのお喋りや、換気の悪い密閉空間での食事だと2人でも感染リスクがあります。
ただ単に「飲み会控えて」ではなくて、「基本的な感染対策ありき」ということを伝え続ける必要があります。元々5人程度の集団感染をクラスターとすると定義づけられているのです。
https://www.mhlw.go.jp/content/000619966.pdf
あとは、根拠となっているかは不明ですが(最近の感染状況では割合が異なるかもしれませんが)、日本人は感染者5人のうち4人は全く感染させず、残りの1人が大量に感染させると言うことがわかっています。これをスーパースプレッダーと言います。
5人感染者が出れば、その中にスーパースプレッダーが含まれる確率も上がり、期待値が1以上となってしまう。これは避けるべきですので、5名未満というのは合理的かと思われます。