[東京 28日 ロイター] - 28日の株式市場で、富士フイルムホールディングス<4901.T>は続伸、3%超高での推移となっている。米政府が27日、新型コロナワクチンの生産を支援するため、同社の米国子会社に約2億6500万ドルを拠出すると発表したことが材料視されている。

トランプ米大統領は同日、ワクチン開発に向けた作業が行われているノースカロライナ州モリスビルにある同社の工場を視察し、ワクチンが今年末までに開発される可能性について楽観的な見方を示した。富士フイルムへの支援により「ワクチンの生産能力を劇的に増やすことができる」と自信を示した。