【JOC理事】東京五輪はどうなるのか。開催支持を得る「3条件」
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注目のコメント
たくさんのアスリートの方に接し、取材をさせてもらってきたので、オリンピックがどうにか開催されて欲しい、という思いが強くあります。同じ気持ちを持っている人もいると思いますが、現下ではそれを大きな声で言いづらい。
ここにあるのは「社会の雰囲気」の問題や「コストがかかるから」といった一面的なものではなく、
オリンピック自体が内在する課題を不透明なもので覆い隠している
からだと考えています。
オリンピズムとは名ばかりで(ルーツを辿ればこのオリンピズムに依拠する伝統的なものの時代との整合性や疑問も浮かんでくるのですが)、実際は誰が何をしたいのか。
今回の延期がオリンピックにとってレガシーになるべき。山口さんのご指摘には賛同します。私は今回のコロナで日本の強さと怖さを同時に再確認しました。特に同調圧力は本当に怖い。
オリンピックに限らず契約書をしっかり読むことの大事さを改めて痛感しました。IOCの権限は強大で、「許可することができる」という文言は、日本では今まで習ってはいても使わなかった文法ですよね
"「絶対に(山頂に)行くんだ」と言っている上司に「行かない可能性も考えましょう」と言うのは勇気がいります。"「全員が自己ベスト」の意味、「東京2020」で残すべき本当のレガシーとはなんなのか。少しわかった気がします。
幼少期から4年に一度の祭典を夢見て、東京開催も本当にうれしかった。もちろん、スポーツの祭典=コンテンツの部分は最高に熱狂できる。ただ、大人になって、このインタビューを通して、表層の幻想部分しか見ていなかったなと。
論点は無数にありますが、自分が思うのは、「コントロール不可能な規模」まで拡大したコンテンツは、負の側面も大きいということ。
そしてもう一つ思うのが、「じゃあ文句を言って、諦めるのか?」というところ。五輪に夢を見て、本当に楽しんできた身としては、どうにか正しい運営方法で開催することができないのか、考え行動していくつもりです。