投資家目線で留意するスタートアップ経営者の言動
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日常生活の中でも初対面の人と話していてふとした瞬間に「なんか変だな」と感じることは誰しもあるんじゃないかと思いますが、経営者の方と接していても、言動に妙な違和感を持つことがたまにあります。
第一印象のバイアスもありますし、そうした違和感ですぐに何かを決めつけるということはありませんが、それでも注意して観察しなければいけないと考えるうえでの材料にはなります。
レイトステージであろうとPost-IPOであろうと、スタートアップは経営者を含めた経営チームが最重要であることに変わりないので、定量化や言語化ができない要素を重視したいと、自戒を込めて思う次第です。金融機関側も経験し、今一応スタートアップの駆け出し経営者をしている私としては、まぁお互い様かなという気もします。
今は経営者側の立場として発言すると、セカンダリー市場の機関投資家にもたくさんお会いしたのと比較して、もちろん色々な方がいますが、未上場の市場は相対的に公平でない感じはします。企業側が本当にお金ないので、どちらが強者かは明確ですし、その威圧感、相手にされていない感が、自己正当化を強めるケースは理解できる気がします。
本当にケースバイケースだと思いますが、起業家の擁護側としての一意見として。共感します。
私は投資家ではなく、IPOのアドバイザーという立場でしたが、記事で言及されている違和感を感じる事はありました。
IPOまでの道のりには入念な準備をしていても様々なドラマが起きえます。アドバイザーとして経営陣と同じ船に乗っている覚悟の時(社外のパートナーをそのように巻き込む経営者を尊敬しています)には、所謂この違和感を感じさせる経営者はいませんでした。
事業会社側に来た今は、社内外の協力者に違和感を感じさせない姿勢を心がけています。