元建築家が自宅をリノベして考えた、「リノベーションの教科書」
コメント
注目のコメント
>皆さんには「設計への期待」「自分たちの要望」双方をちゃんと整理して正しく伝えましょう。アウトプットがずれているなら、それは施主(自分)のせなんです。
これ、建築のデザインの知識がないと、ものすごく難しいと思いますよ。
自分の好みに合う設計士さんを探してお任せした方が良い家ができますよ。後で読む
【追記】
楽しく読ませて頂きました!めちゃくちゃリアリティあって大変ためになる記事かと感じてます!
さて、前半で記されている要望をまとめられておくことや、デザイナーへどの程度任せたいか?に加えて、どの程度までフルオーダーしたいか?できるか?(かけられる時間含め)といった意思疎通や、施主・デザイナーのお互いの長所・短所みたいなとこも含めて早い段階からコミュニケーションができるとスムーズに進みやすいかなと感じてます(このあたりはとても個人差ありそうですが。)
記事内容の後半について、コスト削減の手法として管理費や諸経費の削減や施主支給等が記載されておりますが、コスト削減の裏にリスクもあります。(どんなアクションにもメリデメ、リスクがあります。ただ、リスクあるからNGというのでなく、きちんと把握されることが重要かと考えてます。)
管理費等は施工会社から別の会社へ委託する際の手間賃だったり、諸経費の中には開けてみなければ分からないリスク見込みの費用だったりが含まれてますので、削れば良いという単純なものでは無いかなぁとも感じてます。もちろん施工者との緊張感ある関係は大事ですが、やり過ぎると関係も悪化してしまい、互いに信頼できず負のスパイラルに…というリスクもあります。関係者が気持ちよく前向きに働けることも、良い空間を作るための重要なファクターです。なので、ギリギリと施工者の利益を削るだけでなく、要求内容の優先順位付けや切り捨てる判断といった本筋に立ち向かうことも必要かと考えてます。
あと、施主支給もモノ自体の値段だけでなく、設置等にかかる職人さんの人区を削減できるため安くなっているのですが、他方で責任区分が曖昧になり、ワリとトラブルの元になりがちというリスクもあります。
なお、リノベのツワモノは設備工事以外はほとんどDIYという方もいらっしゃいます。ただし、とんでもなく大変な上、きちんと仕上がる保証は一切ありません。怪我等のリスクも当然あります。他方、空間への愛着はとてつもない大きさになるでしょう。
諸々リスクを記載させて頂きましたが、住宅設計では特に「自分でできることは自分でやる」の流れになっていくとも感じてます。上記のツワモノも、YouTubeで床組学んだりされてますし。