大学の授業科目の相乗りが可能に、再編にも影響か
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一般教育や受講者が少ない講義を、複数大学でシェアしていこうとする試み。オンライン授業が一般化した時代にマッチしてると思います。
制度的には、異なる法人下の大学が連携しようとすると文部科学相認定の「大学等連携推進法人」設立が必要になることがネックになりそうですね。連携大学が多ければ多いほど学生の利便性が増すので、「単位取得のプラットフォーム」ぐらいにまで成長して欲しいです。
あとは、特定の大学以外の学生や社会人に門戸が開かれることを期待します。オンデマンドや休日オンライン授業、レポートなどを組み合わせれば、社会人も働きながらキャリアアップ可能になります。単位をある程度取得してから大学や大学院に短期間通って学位を取得できるのは魅力的ですよね。大学と社会で良い循環が生まれると思います。おぉー!これはとても面白い取り組み!
他大学のこの講義を受けてみたいといって叶う時代になるのですね。
確かにオンライン授業であれば遠隔地でも可能になりますしね。
一方で学歴詐称の温床になるのではないかと危惧していますが、もしかしたら学歴なんて本当に意味が無くなるのかも知れませんね。オンライン講義で他大学の受講を、最大で卒業要件単位の1/4のまで認める。このことは賛成。
しかし問題はより深刻。
①大学等連携推進法人とは再編されて官僚の天下り先が無くなるから新しい居場所を作っただけ。講義の連携は新たな規制ではなく、規制緩和で行われるべき。
②淘汰されるべき教育機関を救い、助成金を流し続けることになる。潰すべき会社を潰せず、構造改革を起こせなかったことが日本を沈没させたという認識を早く持つべきであろう。それと同じことが大学でも起きようとしている。
官僚は現在の延長でしか物事を考えられないであろうから、本来は政治の出番なのだが、その政治が官僚からレクを受けて成り立っているという暗黒さ。