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確実に感染者は増えてます(ちなみに検査対象者に占める陽性率も大都市では増えてます)。これは否定しようのない事実です。そして、あらゆる数字はちゃんと公開されてます。それ以上でもそれ以下でもありません。感染者は中高年にも広がり、重症者も増えてきており、東京都以外の感染者も残念ながら増えています。
ファクターXは、まだ何も実証されていません。正常性バイアスは、こうした厄災時の心的ストレスを軽減してくれるので、色んな「仮説」を引っ張り出しては、様々な理屈をつけて「大丈夫」と言いたくなるのは理解出来ますが、まずは「分かっている」数字で客観的に考え、行動することが重要です。
だが問題は、重症者数や死亡者数は、単なる感染者数の遅行指標に過ぎないこと。高齢あるいは基礎疾患のある感染者が一定数出れば、重症者数や死亡者数も(割合高い)確率論で発生する。しかし、かかったら即死ぬわけではないので、重症者数や死亡者数が動くには数週間のタイムラグが生じる。
分母の数が大きくなればなるほど、確率の問題で分子の重症者数、死亡者数は増える。しかも、分母の数の増え方を政府は今コントロールできていない。分母がアンコントローラブルなのに、なぜ分子の数字がコントロールできると思えるのか。分母の現在感染者数がもし万単位になれば、重症化や死亡の確率が1%動くだけでも100人単位で動くようになる。地方では100人も重症患者が出たらベッドが無くなるところが多い。しかもそれらは遅行指標だから、数週間後まで減らすことはできない。
それならば感染者数とその内訳を見て、今日の重症者数や死者数を待たずとも予測すれば良いではないか。結局、感染者数を見て手を打つしかないのだ。
この1週間で随分と様子が変わりました。
休校対応が増えてきただけでなく、親族に濃厚接触者がいるので出席停止など、これまで出てこなかったケースが同時多発的に見られるようになっています。
・医療が切迫しているしていない ⇔ していない
・不要不急以外の外出厳禁 ⇔ Go To しよう
組織や体制自体は異なるかもしれないですが、国民・市民からみたら同じようにしか見えないので。
過去最高値なのだから報道されて当たり前。
何も対策せずに感染を県外に広げた東京は今後も地方から嫌がられる。
数字は、その意味がわからないと、活用できません。
1日の感染者数増加が最多...その意味は何か?が問題です。
米国でも感染者数はうなぎのぼりですが、反面死者数は減少傾向です。
この状況では「ゼロに抑え込む」ことは、完璧な個人のトレースなしでは、ほぼ不可能と考えることが妥当だと思います。
そうであれば「どういった指標でコントロールしていくのか」を明確にするところから始める必要があると思います。
「感染者の増加数」で管理できるのは「新規感染者をゼロにする」的な戦略の時のみです。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
このコロナウイルスは変異し易いと聞いていますし、人間には基礎免疫力があります。
ということで、新しい局面に入ったのかなと、個人的には感じます。→つまり第2波の到来
日本政府だけでなく、世界中で西側諸国は四苦八苦しています。個人の権利を守る国では、中国やベトナムのような施策は打てない訳ですから、難しい舵取りなのは理解しないといけないと思っています。
今は、自分が罹患しないようにすることに注意を払いたいと思います。
阿部首相も、そろそろ沈黙を破って、然るべきリーダーシップを取って欲しいタイミングです。