形がい化した「第三者委員会」の進むべき道は 経営者の「みそぎのツール」「隠れ蓑」に八田進二氏に聞く

コメント

注目のコメント

• 重岡 裕介

  重岡法律会計事務所 弁護士・公認会計士

  ・2020年07月22日

  全くその通りで、ここまで鋭く突っ込みをいれるのはさすが監査の専門家である。
  M&Aなどがコモディティ化して、あまりおいしいフィーを取れなくなっている中で、大手法律事務所がヤメ検を積極的に増やしている理由でもある。
  不祥事の混乱の中だと、タイムチャージにキャップもハメられず、フルチャージで高額な請求ができる。
  東証は粉飾をしても基本的には上場廃止にしないし、大企業では所詮会社の金。経営者も多少の報酬減額で、危機を乗り切り、ほとぼりが冷めるのを待つ。
  日本はホワイトカラー犯罪に対する刑罰が軽いこともあり、なかなか改善が進まない分野である。