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ファーウェイが王者陥落するというよりも、ファーウェイが中国国外で売上パイを失い、対してエリクソンを筆頭にその他が中国のパイを失う、という結果が濃厚でしょう。つまりルーズ・ルーズの関係。
先日の英国の決定、それを受けての本日の中国の決定によってその路線がほぼ確実となりましたが残るはEUの決定。

もっともこれはもはや善し悪しの議論をする段階は終わっていて、向こう10年単位でNew Normとして続くテクノロジー冷静状態に入ったと見るべきでしょう。

そこで問題は本稿にもある通り、中国とその他民主主義諸国との間での技術標準化が可能かどうか。万が一これが分断し、中国とその他世界で別々のデジタル世界圏が出来てしまうような事態に陥るなら(陥らないと現段階では思いますが)それこそ本当に世界平和の危機だろうと思います。
インターネット内の世界ではこの四半世紀実はそうでした。グレートファイヤーウォールという名のもとに中国のインターネットと、その他のそれ、は完全に分断されていました。それでもまだギリギリなんとかなった。今やテクノロジーが「インターネットの外」に行き渡り全産業、全世界がDXされてしまっているなか、両陣営のデジタル世界分断は、事あるごとに一触即発を産む、極めて危険な世界となるでしょう。
標準規格がどう作られるかは中長期的にも影響が大きそう。そういえば2月頃に米国がファーウェイに対抗するためにエリクソンとノキアの経営権取得に動く、なんて話もありましたね。
https://www.afpbb.com/articles/-/3267144
通信ネットワークのメンテナンスを誰が実施するか。そこをコントロールが効かない国に依存していいのか。という問題が大きい。

通信網を運営している企業が所属する国と敵対的になった場合、通信を止められてしまうリスクがある。そうなると経済活動はストップ。大混乱になってしまいます。
もはや技術力や価格力の問題ではなく、国家と国民の安全保障の問題です。嫌中などという次元の低い視点で見てはいけない事態です。日本の領土を大ぴらに侵食し、武力で強引に南シナ海に侵食し、どれほど人権を侵害しても省みることのない恐怖政治を行なっている独裁国家の企業に、人と人、物と物の通信という国家の基本的なインフラを握られるのがあまりに危険なのは、誰にでもわかることです。記事では規格が分断されることを心配していますが、中国は既に分断されているので、中国だけが別規格になっても今と変わりません。中国が通信インフラを提供している第三国も、西側民主主義国家群と分断されれば困るはず。
今は世界の問題児、中国の包囲網をどうやって構築するかが課題になっています。金儲けのために安全を売り渡すことはできません。
Open RANは複数のベンダーで構築され、場所や用途に合ったベンダーを選択しやすい。
5G基地局設備のシェアは分散し、一社集中では無くなっていく。
単一ベンダーでないことがメリットなので、シェア上位の企業、特にHuaweiは積極的に関わる理由が少ない。その代わり、5G以降で巻き返しを図るSamsung、O-RANを推進するNECにとってシェア拡大のチャンスとなる。

既存網との兼ね合いで難しい部分もありそうですが、政治的な問題だけでなく、技術的な需要から、Open RANの導入が徐々に増えていくと思います。
Huaweiのシェア上位は変わらないとしても、上位グループが4,5社に増えて、相対的にHuaweiの影響力を抑えることは出来るかもしれない。