9価のHPVワクチン、国内で初めて正式承認
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日本人にこそ有用な9価のHPVワクチン。
コロナ対応で大変な中、承認作業を進めて下さった厚労省に心から感謝です。
承認がゴールではなく、
9価が定期接種になって、
接種率があがって、
男子も対象になって、
そしていずれHPV関連疾患を患う人が減るのが目指すところなので、
HPVがよく理解されるように、医者としてわかりやすい情報発信に努めていきます。
◆HPVワクチンについて
https://newspicks.com/news/4676523/body/?ref=search
◆9価HPVワクチンについて
https://medicaldoc.jp/column/202007p1192/5年かかりましたね…
ヒトパピローマウイルス(HPV)には、さまざまな『型』があります。
ワクチンの効果のある型を多くするほうが、より多くの疾患や病態をカバーしやすくなります。
これまで2価、4価とあり、今回9価となったわけですね。
なお、この『型』を増やしても有害事象が増えるわけではありません。
小児で広く使用される『肺炎球菌ワクチン』も、以前は7価でしたが現在は13価になっています。インフルエンザワクチンだって、以前は3価でしたが今は4価ですしね。
9価HPVワクチンの詳細はプロピッカーである稲葉先生のインタビュー記事がわかりやすいです。
▶子宮頸がん予防の「9価HPVワクチン」国内承認へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/80e5530722959e5bef7510cb5397a334ac793fd6ようやく…
次は積極的勧奨再開ですね。ただし、これらはあくまでも目的ではなく子宮頸がんを撲滅するための手段です。
自分が産婦人科医でいる間に「昔は日本でも子宮頸がんの方がたくさんいてさ…」となるかな。