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これも専門外なのでうろ覚えですが。このしし座AD星みたいな赤色矮星はこのような大規模フレアが多発するものがあるそうで。最近、トラピスト1とかプロキシマ・ケンタウリとかの赤色矮星まわりのハビタブルゾーンに惑星が見つかってニュースになりましたが、しかしこのような大規模フレアがあると生命の存在は難しいんじゃないかっていう議論もあります。、
太陽はプラズマ流(放射線)を発しており、それは太陽風とも呼ばれる。プラズマ流の爆発的な放出現象がフレアである。地球は磁気圏によって守られているので太陽風やフレアのほとんどは地表面に到達することはないが(全部防がれるわけではない。オーロラも太陽風と関わりがあると考えられている)、大きなフレアの場合は地表面にすら影響を及ぼす。
磁気圏の外にいる人工衛星にとってはフレアはさらに深刻な問題である。2003年にはフレアが原因と思われる衛星の故障が多数観測された。今後同じような巨大なフレアが起こらないという保証はどこにもない。人間がもっと宇宙で安全に活動する未来のためにも大切な研究だ。
太陽の、特に黒点の近くで良く発生する爆発現象のことをフレアと言っていますが、太陽を観測するだけではなかなか発生しない現象であるフレアを完全に知ることができないとして、太陽と似たような活動をしている恒星を探して、その活動を調査するということが行われています。
その過程で、太陽よりもやや小さい赤色矮星と呼ばれる星ではフレアの活動が太陽よりも活発なものがあることがわかり、そこで発生した、太陽のフレアよりも10~10000倍のオーダーで大きなフレアが見つかったという記事になります。イラストは、活発な赤色矮星に大きな黒点があり、そこに巨大なフレアが発生している様子の想像図です。

フレアには恒星の自転速度がかかわっていると考えられており、太陽でも頻度が少ないだけで、このようなフレアが起こる可能性はあるのではないかと考えられています。
スーパーフレアが発生すると、地球磁気圏外(たとえば火星への有人探査など)では人体にとって致命的な量の放射線を浴びる可能性があります。地上にいる生物には磁気圏や大気圏のバリアが十分あり問題ありませんが、大気の組成に影響を与えるのではということも言われておりまだ楽観視はできません。また、それ以上に電離層への影響による通信障害、また特に高緯度地方での送電線やパイプラインがアンテナの役割を果たしてしまうことによる電磁パルス被害が心配となります。1989年にケベック州で発生した大停電は、大きな太陽フレアと太陽からの質量放出が地球を直撃したことにより発生したとされています。

ちなみに最新の宇宙天気予報によれば、昨今の太陽の活動は静穏で、今後も数日間は静穏の見込みとのことです。Eスポの発生が報告されていますので、普段聞けない遠くのVHFラジオを聞いてみるのも良いかもしれません。
太陽殿、くしゃみするときは後ろ向くか手で押さえるか、マスクするかして頂きたい。我々死んじゃうので。
京都大や国立天文台などの研究チームが、地球から16光年離れた恒星の表面で起きた巨大な爆発現象「スーパーフレア」の高精度な観測に成功したそうです。美しいですね...ため息
”宇宙兄弟”で載ってた事象でしょうか!?