「仕事を任せる」が「ただの放置」になってしまわないために 権限移譲を成功させるキーとなる"2つの責任"
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注目のコメント
本題と少し外れますが、
マネージャーを管理者として捉える人がまだまだ多いのではないでしょうか。
マネージャーの本質は管理ではなく、コントロールや調整です。
例えば、仕事の配分や、仕事量の調整、納期の調整などがそれにあたります。
つまり、良いマネージャーとは、適切な仕事を、適切な人にいかに割り当てられるかだと考えています。私自身も31年間の会社員生活の半分以上は「上司」をやっていましたが、最終的に行きついたのは以下の4つの「tion」が上司として行うべきということでした。
1.Direction
上位方針もふまえて自らも必死で考え、部下に頼む仕事の必要性とアウトプットのイメージを明確に示すこと。
2.Allocation
上記を達成するためのリソーセス(人員と予算)を確保してくること。
3.Motivation
日々部下の様子を観察し、時には元気づけてやる気を引き出し、楽しく仕事に取り組んでもらうこと。
4.Solution
部下が必死で頑張っても解決できない局面に至ったら、自ら現場に出て行き、部下とともに問題解決する覚悟を持つこと。
そして、部下を育てるだけでなく、仕事を通じて部下に育ててもらうという謙虚な姿勢が必要です。決める力を高める。
自己決定感、自律的主体、これ結構難しいんですよね。
一人ひとりが意識して、自分で決める習慣を身につける必要があります。
決定感だけではなく、実際に決定することが大事です。