[北京/上海 20日 ロイター] - スターバックスと中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング<BABA.N>が2018年に合意した提携関係を強化する可能性のあることが分かった。アリババが運営するオンラインショッピングモール淘宝網(タオバオ)や地図アプリからスターバックスの中国国内店舗で注文ができるようになるという。

スターバックスではこれまで、店舗で商品を受け取る場合、自社アプリを通じた事前注文しか利用できなかった。

一方で、18年に結んだパートナーシップの下、スターバックスはアリババのデリバリーアプリ「Ele.me」を通じ、同社として中国で初の公式オンラインデリバリーサービスを提供している。

スターバックスは新型コロナウイルス流行で落ち込んだ中国での売上高が9月末に回復すると見込んでいる。