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「No Music. No Life. 」はどこへ? 文化芸術を軽視する国・ニッポン守られない音楽家

Business Insider Japan
新型コロナウイルスの流行によって、2月以降、数多くのイベントが中止に追い込まれた。 音楽業界も例にもれずその波に飲まれ、苦境が続いている。筆者は約20年にわたりサックスの演奏を続けており、新型コロナウイルスの感染状況を取材する日々の中で、音楽家たちの現状が気がかりだった。 コロナは日本の音楽文化にど...
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二人に一人が廃業を考えているとの調査も。
文化庁の支援も複雑ですし…
今回アーティストは単なる経費で上限20万円か、上限150万円の事業経費の助成が選べます(助成率は複雑だがまぁ3/4くらい)
さらに共同申請と言って、小規模な事業者やフリーランスの音楽家10人までが集まって申請すると最大1500万円の助成が得られるとなっています。しかし!

申請者の出演料は保証されない(営業補填はしないという考え方でしょう。これは一定理解はできます。)ので(このポイントは文化庁のコールセンターに問い合わせて確認しました)共同申請した音楽家には賃金が助成されず、一緒に出演しても助成申請をしていない第3者の音楽家には賃金補助が出るのです。

さらに賃金の謝金には上限の規定があり、演奏1時間6400円。桁がだいぶ違いますかねー。
レッスン謝金も1時間5100円…実態とかけ離れています。

実はこういう不思議な助成は、いつものことであり、既存の大規模団体は出しなれています。申請の欄にも「今までに文化庁系統の助成を受けたことがあるか?」聞く欄があり、またそもそも音楽家は統括団体として指定された既存の大規模団体から認定を受ける必要もある。ここで事業経費も動いていることでしょう…既存の大規模団体にやっぱり有利な仕組みかなと思います。

本当は今こそ構造改革ができると思うんですが。
私は、音楽分野において守られるべきは団体ではなく音楽家だと思っています。
既存団体の多くは国の助成なしでは成り立たず、かつ日本のクラシックの音楽ファンは減るばかりの現状です。団体に問題はないのか?オーケストラなど一部の団体では助成の一部は音楽家のお給料になるかもしれませんが…音楽家は都度契約の方が多いですよ。そもそも日本の団体の演奏に使う費用は、人件費会場代などなどひっくるめて確か支出の5割くらいです…

世界では、エル・システマのような取り組みもあれば、パリのオペラ座は同じように国の助成金で動いていても、観客の平均年齢を30代にまで下げることに成功しているところもある。

音楽家は伊達に個人事業主ではありません。音楽家さえいれば演奏会はできます。日本にはアートマネジメントのプロもほとんどいませんし…今は助成を事務局維持の経費ではなく、音楽家などのアーティストに直接届けてもらいたいと願うばかりです。
そもそこれはコロナ対応の助成金のみについてのお話ではなく、文化芸術がどう認識されているか?というお話だと思っています。

文化芸術は職業(=パフォーマンスをして対価をもらう)であるという認識がかなり薄く、「アーティストは好きなことやれてるだけ幸せと思いなさい」という認識が強いです。

「芸術には予算がおりないので謝礼はお支払いできませんが、演奏をお願いできますか?」と企業や個人が依頼するシチュエーションも、いまだに多く存在します。論外です。文化はボランティアではありません。

武井さんが書いてらっしゃる賃金の上限も、助成金がどれほど出せるか、というよりも政府が文化芸術の価値についてどう考えているか、の基準が表れているような気もします。

コロナに関しては苦しんでいる人が本当に多くいますから無理に「芸術にもっと補償を!」と言うつもりはないのですが、根本の認識が改められなければ音楽家の生き残る道はさらに厳しくなっていくでしょう。(そしてアーティスト側も、芸術家もお金を儲けるべきなのだ、という認識をちゃんと持つべきだと思います)
コロナ下のいかんに関わらず、日本の国としての芸術予算は極端に小さいため、このような時勢下でも支援が難しいのでしょう。

社会の多様性と、芸術市場の大きさはほぼ比例しています。欧米は社会の潤滑油として芸術が見られており、社会性がある点が日本と違うと思います。国内だと趣味の延長にしか見られていない印象が強いですね。

ただ、愚痴を言っても仕方ないので、一つ一つ現状を変えていきましょう。
音楽業界、とりわけクラシックの世界は、コロナ禍に関係なく苦しい状況が続いていると思います。

バッハ、ベートーベン、モーツアルトのような時代からクラシック音楽が止まっているのは「収穫逓減の法則」ではないかというのが野口悠紀夫先生の仮説です。

つまり、その時代にほとんど刈り取られてしまって新しいクラシック音楽が生まれなくなったという考えです。

私は、「収穫逓減の法則」ではなく、クラシック音楽は(モーツアルトのような例外を除いて)パトロンがいたからじっくりとつくることができたけど、昨今はそのような状況にないから新しいクラシック音楽ができないのだと思っています。

交響曲を作曲するのに膨大な時間と費用をかけても、おそらく関係者は食っていけません。
多くの人々が聞いてくれるポピュラーミュージックでお金を稼ぐ道を選ぶでしょう。

つまるところ、クラシック音楽はただでさえ厳しい状況にあるのです。

日本だけでなく世界的に大切な文化として守らなければ息絶えてしまいます。
ジェフベゾスなどのような大富豪が支援すべき分野だと思っています。
これは複雑な気持ちになる記事。
GoToキャンペーンのように観光業には反対意見の中でも支援策が動いてる一方で、音楽とか文化芸術への支援って、やっぱり日本では手薄なんですね。

記事の最後にあるように、好きなことやってるんだからお金も受けられなくても当然、みたいな感覚が日本だと強い印象があるのは間違いない気はします。

でも、こういう時だからこそ、一つの音楽や芸術が私たちの心を癒してくれたりもするわけで。
日頃もらっている感動や価値に対するお礼や感謝みたいなものを、うまくお金で回す仕組みはないものか、悩んでしまいます。

特に今回のコロナ禍の難しいのは、おそらくは単発の施策とかクラファンで今を繋いでも、影響が中期に渡って出てしまうと、結局は延命策にしかならない点。
本来は長い目でビジネスモデルのシフトを支援する必要があるはずですが。。。

もはやそれは個々のアーティストが自分で挑戦するしかないんですかね。。。
クラシック音楽や古典芸能などの文化芸術を公的にどう支援するか。文化経済学の根本課題です。
この点、日本はポップカルチャーがビジネスとして成り立ってきたこともあり、他国に比べ政府の支援が非常に貧素です。
コロナで始まったことではありません。
他方、アメリカも政府支援は薄いが、寄付による民間資金が厚い。
日本は公的支援の拡充を目指すのか、民間資金の公的還流を税制で促すのか、大きな文化戦略がほしいです。
クラシック音楽や芸術家に関するメモ
すいません、究極の個人的な持論なのですが、

そもそも日本人は政治や経済よりも、芸術分野に長けた民族だと思うので、そこは徹底的に支援して国力とするべきなのだと思ってます。

だってだって、世界に出ると名前が出てくる日本人の分野は圧倒的に芸術人や分野が多い。

それ以外に今後日本が世界と戦っていく産業やコンテンツって、なんでしょうかね?
これはどこが悪いとか、誰が正解とかなかなかわからない問題。
オンラインで音楽を習う仕組みもできたし、自宅用ピアノが売れてるんだから、講師はなんとかなるはず。でもなってない。それは、音楽はこういうものという固定観念であったり、音楽以外のことを勉強してこなかった、音楽家本人にある程度責任があると言わざるを得ない。
芸術云々のことは、他の方のコメントに譲ります。
詳しくないので。

「未だに出演料を手渡しで支払う文化も残っており、確定申告でも収入の多くを雑収入として申告しているケースもある。」

これ、おそらく脱税のために意図的に残している文化ですね。
税金がかからない、あるいは少なく済む程度に収入を調整して申告してますね。
会計事務所で確定申告してましたが、そう思います。
現金は脱税の温床なので。