この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
この記事の著者 / 編集者
この記事に関連するユーザー
関連する企業
医薬品メーカーを傘下に持つ持株会社。一般用では「リポビタン」「パブロン」「リアップ」などが主力ブランド。医療用では感染症、整形外科疾患、精神疾患、代謝性疾患の4つが重点領域。東南アジアを中心とした海外展開に注力。
時価総額
7,313 億円
業績
シェア
新規登録またはログインすると
チャートを見ることができます
新規登録する
ログインはこちら
この連載の記事一覧
【今村久美】カタリバが、あえて「全国に拠点を作らない」理由
171Picks
【今村久美】行政の手が届かない家庭は、子ども支援のDXで救う
118Picks
【今村久美】災害時に必要なのは「物資の支援」だけじゃない
83Picks
【今村久美】日本が失いかけた「大切なもの」は、被災地にあった
106Picks
【今村久美】学校と手を組み、教育の「ポジティブな代案」を
135Picks
【今村久美】絶望する若者に「学び合いの場」を提供したい
188Picks
【新】今の日本を分断しているのは「目に見えない格差」だ
489Picks
【木村光希】「お別れの質の追求」に終わりはない
54Picks
【木村光希】社員からの大反発を招いた「葬儀会社の組織化」
70Picks
【木村光希】もし、自分の余命が「半年」しかなかったら?
173Picks
有報などで創業家のご家族いるかなどよく確認するが、その意思決定の背景などはそこからは分からない。特に数年して入社する場合は「修行」だったのかなぁという風に思う。ただ、修行の場合は、大体は金融機関や商社、事業の川上・川下で関係する企業に行くことが多い。どうして大正製薬だったのだろうとは思っていた(大学も薬科大だし…)。
ーーー
新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要で、食品スーパーは軒並み好調だったが、なかでもひと際目立つのが、緑色の派手な看板が目印の「業務スーパー」だ。安さとボリュームが最大の特徴。2000年にフランチャイズ展開をスタートし、今では北海道から沖縄まで全国に866店舗を展開する。
同チェーンを運営する神戸物産(兵庫県加古郡稲美町)は1985年に創業、今期で35周年を迎えた。主力事業の業務スーパーが売り上げを牽引し、2019年11月~20年7月期の売上高は前年同期比18%増の2593億円、営業利益は29%増の186億円と絶好調。過去最高売上高を更新中で、21期連続で増収を続ける。
沼田博和社長は2代目。12年に創業者で父の昭二氏の跡を継ぎ、31歳の若さで社長に就任。父が生み出した「食のSPA(製造小売業)」というビジネスモデルをさらに強固なものとし、急成長につなげている。製薬会社の研究職出身という変わり種社長が手掛ける新たな取り組みとは。(全7回)
■第1回 過去最高売上高を更新中、人気の秘密は?
■第2回 ムダ・ロスを徹底排除した独自のシステム
■第3回 ここでしか買えない商品を開発する秘策
■第4回 大正製薬で獲得した「ものづくりの感覚」
■第5回 大正製薬と対極にある猛烈なスピード感
■第6回 31歳で社長就任。世代交代は若いうちがいい
■第7回 行ったことがない人にいかに来てもらうか