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いわゆるコロナの後遺症については原因や頻度が未解明の部分が多く、何ともいえないというのが現状だと思いますが、世界各地でそのような事例が報告されています。

以前のSARSの時にも、感染後に慢性的な疲労や体全体の痛みを訴えるような 筋痛性脳脊髄炎(慢性疲労症候群)の症状が一定数見られたことが報告されており、同じコロナウイルスである今回のSARS-CoV2でもみられる可能性が十分あります。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3071317/

記事にあるイタリアの研究でも倦怠感や痛み(関節痛や胸痛)の頻度が高く、やはり慢性疲労症候群様の症状といえるのかもしれません。

また「周囲の人へうつしてしまう」という病気の特性上、コロナに感染した時には少なからず不安や罪悪感など心理的な負担が伴うため、心理的な面が身体症状としてあらわれるという可能性も考えられます。後遺症の全貌を把握するのには一定期間が必要だと思いますが、今後の研究が待たれます。
感染流行が始まってから時が経ち、後遺症に関するデータが蓄積され、報告されるようになってきました。

このようなデータは、感染者数や致死率だけで語られてきた疾病をより多面的に捉えさせてくれます。

後遺症のデータの解釈にあたっては、分母に注意する必要があります。この記事で紹介されている数字もそうですが、多くのデータは分母が入院するような中等症以上の患者になっています。感染者数を分母に数字を解釈すると過大評価になります。

いずれにせよ、全身倦怠感や抑うつ症状といった後遺症が長期間続くことは、風邪やインフルエンザでは比較的珍しく、身体的影響のみならず、生産人口の生産能力、ひいては経済的な影響も懸念されます。

感染流行との折り合いの中で経済を維持していく上で、今後はこのような後遺症がもたらす影響についても試算に加味していく必要があると考えます。
安定の忽那先生。引用文献を辿らなくても多分大丈夫という安心感があるのが休日の呆けた頭に嬉しい。

・32%の患者で1~2つの症状があり、55%の患者で3つ以上の症状がみられたとのことです(引用先では56.5才が平均値なので今の若い世代にはそのまま当てはまらないかもしれません。もちろんSDが14.6なので統計上は若い方も含んでいるのですが)

・回復後に脱毛がみられる患者←こちらの方が夜の街関連の若い方には効くかもしれません。

もうここまで感染が広がっていると、自分は罹患してもしょうがないけど患者さんたちにうつすわけにはいかないという感覚で(感染しない・してもうつさない)防御をしていますが、やはり命を落とすことも後遺症を残すことも考えると罹患するのは嫌ですね。
新型コロナはまだ新しい疾患なので、後遺症についてはon goingで検証中だと思うので、断言するのは早いですが、私は個人的には、この後遺症が一番怖いなと感じています。

風邪でもインフルエンザでも、無理をすると後に引く症状はありますから、あと半年くらい経つと後遺症についても、もっとデータが集まり、後遺症についての検証も進むと思いますが、味覚、嗅覚の麻痺はQOLをかなり下げることになります。これが一生続くとなると、かなり深刻です。
コロナに限らず人工呼吸機が必要になるような肺炎で長期間入院加療を要した患者が、その後スッキリ良くなるわけではないのはある意味当然な気がします。もちろんそこそこの日常生活はできるのでしょうが「体がだるい」「息苦しい」「動悸がする」…などなどあっても全然不思議ではないですよね。
できれば何かしらもっと客観的な「数値」がでるようなものがあると「コロナはただの風邪」という意見にも釘がさせるのかな?
どんな病気も罹らないに越したことはないですよね。
新型コロナ、後遺症も辛そう。
やはりかからないことが一番ですね。


>新型コロナの後遺症を防ぐためには新型コロナに罹らないことが一番
>新型コロナは感染したときだけでなく、回復した後も私たちを悩ませる恐ろしい感染症です。
>新型コロナの後遺症を患わないためには、新型コロナに罹らないことが一番です。
>東京都をはじめ都市部では感染者が増加していますが、「手洗い」「咳エチケット」「屋内でのマスク着用」「3密を避ける」といった感染対策を今一度徹底しましょう。
忽那先生もおっしゃられていますが、後遺症についてはまだまだ分かりません。特にイタリアの論文はnが少ないし比較対象のない単施設なので、JAMAは通らないんじゃないかな〜。風邪だって咳は長引きますしね。
忽那先生の記事は積極的にpickしていきます