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週末のEU首脳会議で復興基金の話をする直前ですし、その意味でも見送りは当然だと考えます。
最近問題に感じるのが、PEPPという強力な緩和によって各国の金利が低下した結果、EU各国の政策協調に向けた緊張感が薄らいでしまっていないか、ということです。
今月の復興基金の合意も、どうなるかわかりません。
ラガルド総裁が、一連の危機対策が大きな効果を発揮していると強調すればするほど、だったらそこまで大規模な対策を続ける必要もないのではないか?という疑問が、理事会メンバーの間でも湧いてきてしまう状況なのだと思います。

ラガルド総裁を含む執行部が、前回の理事会辺りから、物価の低迷リスクを強調し始めたのは、単にCovid-19問題の影響が長引きそうだという判断だけでなく、理事会メンバーの不協和音を抑える狙いがあるように見えます。物価のためだと言えば、誰も反対しにくくなる訳です。
FTのインタビューでラガルドは現状維持を予告していたので決定それ自体は当然としても、実はAPPの増枠分は今夏で使い切る公算が大きいです。私は大穴で7月に増枠してくる線もあり得るとは思っていましたが、PEPPの残枠がまだ1兆弱ある中でとりあえずは見送ったという所でしょうか。いずれ必ず問題になる論点です。
ECBは、現在の金融政策を維持することを決めました。
理事会後のラガルド総裁の記者会見での発言は下記をご参照。
【ECB理事会後のラガルド総裁発言要旨】
https://newspicks.com/news/5075253