伊藤忠とファミマ「一体化」でも拭えない不安
東洋経済オンライン
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店舗当たり日販でセブンイレブンに大きく水を開けられているファミマとローソン。価格優位性で勝負しないコンビニの場合は、広義の意味でのプロダクト開発力勝負になっている。セブンプレミアム(PB)もセブン銀行もコーヒーも結局セブンが作ったもの。
トラフィックが圧倒的につよいロケーションを活用し、そこでユーザー起点で新しいプロダクトをゼロイチで作り出し提供していく力が求められるコンビニ戦争において、大手商社の傘のしたに入ることの功罪はなかなか悩ましい。思い切って任せるというガバナンスを親会社ができるか、が重要な気がします。店舗というインフラ・プラットフォームに、商社ネットワークで、商材とサービスをのせていくというローソンと同様のビジネスモデルになりますかね。しかしながら、自前主義のセブンイレブンとの差はなかなか埋まらない。
深夜営業をやめたり、セルフレジを増やしたりする対応はセブンイレブンよりもファミリーマートのほうがずっと進んでいるように見えます。
ただ、それが利益に結びつくかどうかはまた別の話で、結局は商品開発力の違いなのでしょう。
全農との提携や伊藤忠の子会社や関連会社の食品卸などの流通ルートをフルに使って、今までに無い斬新な商品を調達しようという打ち手はそれなりに明確に見えます。