ブルックス ブラザーズが8月末までに国内10店舗を閉店 「本国の破産法申請前から決定していた」
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いわゆるアメトラ（アメリカントラッド）のスタイルが日本では層として少なくなってきており、本国の破産法申請とは関係なく不採算の店舗を閉じてダウンサイジングを図るということでしょう。
ファッションはトレンド性が強い商材なため、トレンドの波が低い時期には縮小均衡してでも利益を確保しに行き、次のトレンドの波に備えるという経営方法もあると感じます。
トレンドは（形を少しずつ変えながらですが）必ず戻ってきます。若者にトラッドブームが起きた時、大学キャンパス内では紺ブレにベージュパンツ、そして革靴というスタイルが増え、いつの間にか学生と教授の服装が同じになっていた光景を思い出します。
最近はルーズな服装が流行だったこともあり、難しい状況でしたね。でもそろそろカチッとしたジャケットを着たい気分の人も増えてくるのでは。若者が紺ブレを活用する、新しいスタイルも見てみたいところです。さすごにフラッグシップの青山店は存続するのですね。閉店は、青山エリアの再開発に伴うもので、ビルリニューアル後に近隣に再出店予定とのこと。
9月4日に3層構造の新店舗「ブルックス ブラザーズ 表参道」を近隣にオープンとあります。
ただ、絶滅は免れても残るのは趣味的な需要のみなのか、とも予想されます。
