【CEO直撃】健康食の次は、キレイな空気がビジネスになる

2020/7/16
健康にいい空気は、タダじゃない。
サンフランシスコ生まれの空気清浄機「モレキュール」の価格は799ドル(約8万5000円)だ。
空気清浄機としては高価だが、CEOジャヤ・ラオ氏は新型コロナで新たなマーケットが生まれていると感じている。
きれいな空気への関心がかつてないほどに、高まっているからだ。
日本において空気清浄機は、家電でも人気カテゴリーとなっているが、新型コロナの感染拡大によって、その波が米国にも届いているという。
オーガニックフードなど「食分野」に次ぐような、新しい健康志向のプロダクトとしてどこまで定着するか。NewsPicks編集部は、ラオ氏に話を聞いた。
ジャヤ・ラオ(Jaya Rao)/ モレキュール共同創業者&CEO スタンフォード大学機械工学部で修士を修める。2014年にモレキュールを創業、3人からスタートした会社は現在100人に成長

分子レベルまで破壊