日銀、大規模金融緩和を維持 景気判断「極めて厳しい」
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注目のコメント
今はマーケットが安定しているので、残り少ない弾を使う理由はなさそうです。
コロナ禍ではケインジアン的な需要刺激策は効果に乏しく、かといってやらざるをえず、いずれの中銀も苦労しています。極めて厳しいと言いながら、また政策手段はもう残っていないので、現状維持の政策を継続するとしておきながら、来年にはプラス成長に転じると分析する根拠はどこにあるのでしょうか? 根拠なく、来年になれば何とかなると言い続けるだけなら、誰でも日銀総裁はできることになります。そろそろ総裁を変えることだけが、唯一の政策手段のような気がしてきました。それが嫌なら死ぬ気で頑張ってみせてくださいよ、黒田総裁!
以前は、展望レポートの物価見通しを無理やり2%に近づけていたので、願望レポートと揶揄されていましたが、今では2022年度時点でも+0.7%と非常に現実的となっています。