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【教養】そのチョコをかじる時、裏側の「真実」を学ぼう

NewsPicks編集部
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  • きっとコーヒーも同じなのかな?
    何かを右から左へ動かしているだけの人が儲かって、自然という大きなリスクがあるなかで、懸命にものつくりしている人々がマトモに生活できない、というおかしな仕組みをどうしたら直せるのだろう。欧米人の作り上げた侵略略奪の歴史の延長線上にあるような気がする。
    そろそろこれを断ち切りたいですね。
    ダリーkさんの活動に賛同して、チョコレート買ったことがあります。が、しかし、美味しくて感動したか、というとそうでもなく(ごめんなさい)
    やはりジャンポールエヴァンや、domoriの方がウマイ気がする。
    チョコレートというものの捉え方の違いなのか?


注目のコメント

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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    気候変動とカカオの関係についてですが、カカオの栽培は湿度が70~100パーセントで且つ温かい気候という特異な気候条件が必要です。これらの貴重な地域が地球温暖化により干ばつ化し、カカオを生育できない環境となることが近年懸念されています。

    これを受けて、持続可能な生産のため、チョコレートメーカーが行える対策事例は、例えば以下があります。

    1、気候変動を防ぐためのアプローチ
    •事業活動中の温室効果ガス排出を削減
    •温室効果ガス削減プログラムへの参加•費用拠出

    2、気候変動を受け入れた上で対策
    •肥料等の調整による生産性向上
    •気候変化にも対応できるカカオの品種の改良(遺伝子組み換えを含む)
    •他地域からカカオの生育に適した農地を算出選定

    最後のケースのように、現在の生産地からの引き上げの可能性もありますが、簡単に次の新天地を求めれば、それこそこれまで長年営んできたカカオ農家の貧困問題に直結するでしょう。

    カカオ農家の現状について考えることは、なぜ事業者が持続可能性を求める必要があるのか、持続可能なビジネスに投資するESG投資や、SDGsがなぜ必要なのかを考える機会となりそうです。


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    アフリカビジネスパートナーズ

    カカオとチョコレートの話、真実が知られるようになったらよいなといつも思っています。この記事のお話は「フェアトレード側が語りたい真実」に見えます。

    ・カカオ農家は、現地の他の農家に比べれば裕福。必ず決まった価格で引き取ってくれるので。
    ・カカオ価格が相場モノであるのは事実だが、2大産地のガーナとコートジボワールでは政府が収穫前に今年の生産者取引価格を決めており、(相場の影響は受けるものの)相場価格がそのまま農家との取引価格に反映されるのではない。両国はちょうど今年から、農家への所得格差調整金として1トンあたり400ドルの割増金制度を導入した。政府も農家も当然カカオとチョコの構造を知っており対策を講じている。取引量の大きい実需家である大手農業商社が割増金を払い、さらに割増金額が増える(小売価格に反映)するのが、農家へのプラスのインパクトが一番大きく、王道だと思っている。
    ・加工食品において農家はいつも一番弱い立場に置かれマージンが少ないが、これはチョコレートに限らない。
    ・児童労働は貧しい農家ほど実際にはあると思うが、カカオ栽培は児童労働で成り立っているというのは幻想。いまや現場は児童労働に敏感で、農業商社は農家に厳しく禁止している(レピュテーションリスクを犯したくない)し、昔とは違い子どもは学校に行っているのでいない(無償化により就学率は大きく上がった)。むしろ、学校に行った子どもが農家を継がないので、農家の高齢化が問題になっている。
    ・ガーナでもコートジボワールでも、チョコレートは売られているし、カカオ農家はそこまで田舎には存在しないので(カカオが物流するのである程度発展する)近隣の店にも売っておりもちろん存在を知っている。余談ですが、農家の人からはチョコは甘すぎるのであまり好きでないと何度も言われた。自給自足の農産物でない商品作物は、サプライチェーンが長く生産者と消費者が離れており、生産者は最終商品の消費者ではないのが常。なぜカカオとチョコだけを取り上げるのかなといつも思います。

    ちなみに、コロナでチョコレートの需要が減り、それにともないカカオの相場価格も今年に入ってから12%下落していると報じられていました。
    https://abp.co.jp/perspectives/news/39220200420.html


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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    新しい連載「モノから学ぶビジネス教養」です。身近なモノを通じて、分かりやすく世界をみることができないか、そんな発想からデザイナーのすなださんと企画をしました。

    初回はチョコレートの原料のカカオ。何気なく食べているチョコですが、その背景は世界につながっていることが分かります。京都のチョコレート専門店創業者Dari K(ダリケー)の吉野慶一さんにも登場して頂き、会話形式とグラフィックを使って解説しています。フェアトレードは知られるようになりましたが、その「次の段階」に入っています。SDGs経営の視点からも示唆に富むテーマです。

    隔週ぐらいのペースで配信します。コメント欄も今後の連載テーマの手がかりとしたいと思っていますので、これはどうだろうか、というモノやコトがあればお寄せください。読者の皆さんと、ふとした疑問を理解していく連載にできればと思っています。

    「モノから学ぶビジネス教養」
    https://newspicks.com/user/9764

    Dari Kについてはこちらから。
    https://www.dari-k.com/

    追記:コーヒー豆へのご関心を頂いています。コーヒーについては「カップ・オブ・エクセレンス」などの評価の仕組みがあり、評価が高ければ高く売れるルートが出来はじめました。しかし、カカオの場合は、世界生産の7割を占めるアフリカ諸国は輸出が国家管理のため、コーヒーのようなルートが未成熟です。インドネシアはそこまで国家管理をしていないません。もともと、カカオは飲むものでした。カカオ×日本酒とコラボを飲みましたが、とてもおいしいですよ。
    「カップ・オブ・エクセレンス」について
    http://specialtycoffee.co.jp/about/post-5.shtml


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