英、ファーウェイ排除へ方針転換 5G通信網、米の制裁強化受け
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イギリスの政治家、賢すぎる。
イギリス国会での報告によると、
今すぐ本当にファーウェイを排除すると5Gサービスの遅れは1年以上にのぼり、
7年後に完全排除を行うと2年半から3年は出遅れるだけでなく、コストも28億ユーロ増えるらしい。
コロナショックの中、5Gによる雇用創出などの経済効果をイギリスが諦めるわけがない。
かといって、脱EUした今アメリカに傾倒せざるを得ない。
今回の決定のポイントは2つの時間軸だと思う。
①排除の開始は半年後
つまり残り半年間はいくらでもファーウェイ製品を購入することができる。
②7年後に完全排除
7年後なんてジョンソンやトランプすらいなくなってるから、情勢も変わってるだろうし、たとえアメリカから圧力をかけられたとしても後継者だから今の政治家は関係ない。
つまり、5G技術に出遅れることもなく、アメリカの顔色も伺ってる風を装えるわけか。
イギリスの政治家って本当に賢い!
Apple信者だけど、
ファーウェイ頑張れ!!
注目のコメント
英国政府からの確定報。https://www.gov.uk/government/news/huawei-to-be-removed-from-uk-5g-networks-by-2027
すったもんだあったものの、これでほぼ不可逆的な引導が渡された。
英国は本年末をもってファーウェイ5G機器の新規導入は禁止、7年後までに既存のものも排除義務。既にオーストラリア、カナダもその方向、その他イギリス連邦各国らも含めて包囲網はこれでほぼ確定的だろう。
日本勢はNEDOが予算を付けて6Gに精を出す。
テクノロジーブロック経済は不可逆トレンド。残念ながら正しい正しくない、好き嫌いを論じている段階はもう超えてしまった。Tiktokも時間の問題だろう。
New Normとして個々の企業経営も前提OSを完全に入れ替えて当たる必要がある。アフリカは、ケニアのサファリコムや南アのVodacomが、5Gベンダーとしてファーウエイを選んでいますね。どうなるか。南アはすでにVodacom含む上位2社の通信会社がすでに5Gの商用サービスを開始しました。
英国は、ここ10年、原発など社会インフラに中国資本や中国製品を積極的に受け入れてきました。数年前に英国人の知人にそれでいいのかと質した時には、あまり気にしていない状況でした。欧州から見るとアジアは安全保障上の懸念が低いのかなと思ってきましたが、漸く軌道修正です。