「大企業で部長が務まる」スキルが、意外とバカにできないワケ - 組織の病気~成長を止める真犯人~ 秋山進
コメント
注目のコメント
以下引用
>上位者は、細かい中身に首を突っ込まず、目的を明確にし、基本的に守るべき原則をかかげ、支援派と反対派の集団内の対抗意識を高め、不定期に不作為の罪を犯す人をちょっとしたスケープゴートとしてやり玉に挙げて、身内の中から非難、批判させ、集団の鬱憤の「ガス抜き」をしつつ、一方では、きちんと成果を収めた支援派側を大げさに褒めて、組織をコントロールする。もちろんそこに洞察力に基づいた戦略構築力が加われば圧倒的な威力を持つが、モード操作技術だけでもかなり組織を操縦できる。
マネジメントの教科書では、今なら「心理的安全性」などと喧伝される、上記の図の右の象限にある創造性や安定性を強調するきらいがあり、確かに実際に良い仕事をするうえでこうした安定的な状況は重要である。しかし、大組織を動かしていくためには、左側の揺動的、破壊的なアプローチをも使いこなすコントロール技術が同様に重要である。先に書いたように部下が優秀で能力がある場合は、モード技術だけで十分に組織運営をこなせる。君主論も現代風に言えば、強く冷酷なリーダーhowto本。
組織、人心の観点で現実論を述べてる記事。
リモートワークはまだ組織掌握のhowto無いけど、いずれ出てくるはず、なので本質は変わらない、が記事の結論。