D・アトキンソン「慢性的な赤字企業は、ただの寄生虫」(プレジデントオンライン)
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注目のコメント
なかなか辛辣なので、多くの中小企業経営者からバッシングが来そうですが、的を得ている部分が多いと感じました。
女性や高齢者の就労によって、労働参加率を高めて生産性を向上させる戦略は、そろそろ限界を迎え、次は労働者1人が生み出す付加価値つまり労働生産性を改善するほかない、は大変同意です。
ただ中小企業や小規模事業者だけが悪いのではなく、実行税率ゼロを継続し改良を怠っている制度が原因であれば、その根本から変えていかないと解決しない問題だと思います。
税金を納めていない企業が、税金によって補助される、というのは変な話ですから。アトキンソンさんは一貫してこの論調を貫いています。この問題を解決するためには、
*選挙制度
*税制
の2点もほぼ同時に見直さないと難しいことになります。
一方で、国家のことを考えた場合には、正しい解決策のひとつであることはほぼ間違いありません。
今回のコロナ給付金で最も得をしてしまったのは、アトキンソンさんが言う「存在しても意味がない小企業」あるいは「合併した方がいい企業」であることは、当該経営者なら気がついているはずです。
今回これまでに国が背負った、というよりは、我々を含む将来世代が背負った450兆円や、今後さらに増えるだろうお金は、将来必ずコロナ税として、おそらくすべての個人と企業に課せられます。今回の給付を受けた企業の比率は多くすることをしないと、納税していないが給付は受け取る、みたいなことになるのでフェアではありません。
その意味では今回の給付のデータを最大限活用しなければならないと思います。