テキサス大が開発の「全液体金属電池」は室温でも扱えて大容量化も可能!
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Ga(ガリウム)正極の液体金属電池ですね。液体金属電池はMITでも鉛アンチモン合金正極でやってます。
https://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v11/n12/%E5%AE%89%E4%BE%A1%E3%81%A7%E6%80%A7%E8%83%BD%E3%81%AB%E5%84%AA%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%B6%B2%E4%BD%93%E9%87%91%E5%B1%9E%E9%9B%BB%E6%B1%A0/57868
今回は液体金属の動作温度が20℃というのが画期的。ただしガリウムが高価なので実用化するのは難しいでしょう。代替材を探しているとも書いてますし。
また今回の液体金属電池はショットグラスの大きさによる試作で、従来のコインセルの大きさの試作と同様、大型化が必要になりますが、液体金属電池は大型化が比較的容易と言われており液体の強味です。
安全性やリサイクルとかはどうなるんでしょうね。
一部では聞くバッテリー・アーキテクチャなんですが、よってたかって研究開発するには組み合わせの数が膨大とも言えます。MgとSbの組み合わせからこの10年でNa-KとGaになり700℃→450℃→20℃と動作温度が室温に辿り着きました。
全固体が無双という訳でも無いという証左ですね。こうなってくると全個体電池は必要なのでしょうか。ネバダやアリゾナの無茶苦茶暑い所でも平気でEV走ってますが、運転していて燃えたという話は聞いた事がありません。探せばあるかも知れませんが、燃えていたら、社会問題になってます。ラップトップやスマホが燃えたというニュースはありますが。
ちなみに、最近、大阪府立大学の全個体電池の研究のニュースをみましたが、EVの実用化に10年という話です。コストが倍でも10年でも20年でも使える技術を目指しているそうですが、テスラは160万マイル走行可能な電池を開発したそうですので、EV市場では必要ないかも知れません。活用出来るとすれば飛行機ですが、そちらは水素燃料電池ではないでしょうか。
https://youtu.be/K7S19BraFN0