4つのステージで理解、ウィズコロナの「テレワークの壁」はどう乗り越えればいいか?
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注目のコメント
ここに書いてあるように、テレワークを実現するためには「減らすもの」と「増やすもの」のバランスが必要だと思います。
とにかく全部テレワークということではなく、各々の業務にあった、価値を出しやすい働き方が選択できるようになっていくべきなのだろうと思います。普通に考えて、いわゆる事務職は可能ですよ。難しいことを考えなくてもそんなことは分かります。
ただリモートワークの欠点は、仕事に影響しない社内の情報が入ってこない、ということです。
たまたま廊下で知り合いに会った、たまたまエレベーターで知り合いに会った、座席が隣の部署にいつもいる人を見かけなくなった、といったことから得る情報が無くなります。
それの何がリスクかと言うと、会社・組織側にはリスクありません。
しかし従業員側にはあるのです。
例えば他所の部署の人と会話することで上司から知らされていなかった会社の動きを知るとか、他所の部署が取り組もうとしている仕事の話を聞けるとか、誰々が辞めるらしいよ、とかいう噂話のレベルも含めて知ることが極端に減ります。
そうなると、他部署への異動希望を出すとか出さないとか、そういうキャリアの考え方の幅が狭まります。情報が無いから検討しようが無くなるのです。
かと言って、リモートワークしている知り合いにメールなりチャットで話しかけにいくという能動的な行動を取るほど『どんな情報を得たいか』が最初から決まっている訳ではないので、メールやチャットでコミュニケーション取れるじゃん、という指摘は当てはまらないのです。
物理的に話しかけられる距離にいることで偶然生まれる会話、にみんな飢えてると思います。
この壁はいまのところ、どんなツールやどんなマネジメントをしても解消が困難ですね。