なぜリーダーは、部下の好意を「勘違い」するのか
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自分が性的なことをしたいからと言って、相手もしたいとは限らない。
当たり前じゃん、と突っ込みたくなりますが、こうした発想をできない人が多いから、セクハラは社会問題になっていますし、企業はコストをかけて対策せざるを得なくなっています。
こうした発想をできないのは、セクハラ加害者や性犯罪者など、「一部の特別な人」に限ったことではありません。
例えば、露出の多い格好をした女性が性被害に遭うと「そんな服装をしていたのが悪い」という意見が出てきがちです。伊藤詩織さんが性被害を受けた件で記者会見を開いたときにも、彼女の服装について「胸元が開いている」という批判が一部でなされました。
「露出した格好をしていて性的だな」という気持ちを周りが抱いたからといって、そうした服装をしている本人が「性的なことをしたい」と考えているとは限らない。それでも、見誤る人が一定数いたということです。
私も、こうした発信をしている身ですが、誤った認知を持つことはよくあります。だから、他者と接するときは注意を払っています。「誰もが認知の歪みを持っている」という前提に立ち、気をつけていくこと重要だと思います。
窮屈に感じるかもしれませんが、その窮屈さを越えた先には、強固な信頼に基づいた、成熟した人間関係が待っています。「あなたに隙があったからいけないんだ。」と男性上司に言われて、
私の妹は職場を去ることになりました…大分、昔の話。
女性側に特別な好意がない。夫も子供もいて、幸せだった。
プレゼントを頻繁に持ってくる、常に視線を感じると言うモノで、最初は困惑。やたらと食事に誘ってくる、断りにくい。最後は恐怖。…毎日、相談を受けていました。
「私は、みんなを尊敬して働きたいだけなのに…」と苦しんでいました。
素敵な笑顔で患者に接しているとか、患者の理解度に寄り添って上手に説明が出来るとか、そんな同僚に「素敵だな。」と、仕事のモチベーションになったりしますが…それ以上の感情になる方は、多くないものの現実ありました。
「明日ご飯でもどうですか?…それと、あの子も誘ってほしい。」みたいなことがあった時…私はオマケかって苦笑しますが「美味しいものは家族と食べることにしてます。ごめんなさい。」と断る様にしています。
妹にしろ、同僚にしろ、こじれた相談にのって思うことは、この話の終わりは、勝手に妄想を抱いた方が「あなたも悪い。」と自分の保身に走って、相手の人生と精神を壊すパターンがあると言うこと…そして、仕事のチームも壊れる。
一度壊れた職場の空気を正すのは、容易ではありません。単純に仕事で成功している人は、トライしている回数が多い。
手を上げ、声をあげ、提案し、最短、最速、効率よく、能動的に動き、数多くの機会を掴んでいる。失敗しても落ち込まず、ポジティブに捉え、失敗を糧にし、トライandエラーを繰り返す。
つまり、成功してる人のヒットの数が多いのは、単純にバッターボックスに立つ回数が多いから。基本仕事に関してアクティブ、ポジティブ、肉食な人が成功を掴む。
「死ぬ事以外かすり傷」、「ブチ抜く力」、「多動力」、「秒速で成功する方法」とガンガン押せ押せ突進型は仕事に対してはワークする。
だけど!!
このメソッドを仕事じゃなく女性に向けて行うと危ない。
「セクハラ」になる危険がある。
仕事で企画立案を通す事と、女性に企画立案を通す事はまるで違う。
「死ぬ事以外かすり傷」、「ブチ抜く力」、「多動力」、「秒速で成功する方法」ここのメソッドを女性向けて行うのは、女性へのリスペクトにかける。
手を上げ、声をあげ、提案し、最短、最速、効率よく、能動的に動く人、バッターボックスに立つ回数が多い人は、女性へのアプローチに成功する回数も多いと思う。
だけど、ここの失敗は、仕事の失敗とちょっと違う。
三振だったー、凡打だったー。
ここのアウトに、傷ついてる人がいる。ショックを受けている人がいる。困ってる人がいる。
ここのアウトは自分ではなく、相手にとって、かすり傷じゃなく、致命傷になる危険がある。