[10日 ロイター] - 米製薬大手ファイザー<PFE.N>と独バイオ医薬ベンチャーのビオンテック<22UAy.F><BNTX.O>が共同開発する新型コロナウイルスワクチンは、年末までに承認申請に向けた準備が整う見通しだ。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がビオンテックの最高経営責任者(CEO)の話として報じた。

同ワクチンは初期段階の臨床試験(治験)で有効性や十分な忍容性(副作用への耐用性)を示しており、月内にも大規模治験が開始される予定だ。

ロイターの先週の報道によると、両社は承認が得られた場合、年内に最大1億人分、来年末までにさらに12億人分のワクチン製造を目指す。WSJは、承認前に数億人分のワクチンが製造される可能性もあるとした。