ツイッターCEO、ベーシックインカム推進の全米15都市を支援
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スクエアー株が急騰しているジャック・ドーシー氏ですが、どんな意図があったとしても、これはやったほうがよいと思います。セールスフォースのベニオフCEOも以前からUBI推進派で、テスラのイーロン・マスク氏も民主大統領候補で氏名争いをしたアンドリュー・ヤン氏が提案したUBIを支持していました。
シリコンバレーの創業者らは、これからさらに資産が桁違いで増えていくので、UBIなどを支持しないと社会から批判されることになる、従って、その前に手を打っておきたいわけで、これは当然の流れだと思います。
ちなみにヤン氏の提案は、アマゾンなどの独占企業にUBIのコストを一部肩代わりさせる事ですが、同氏はバイデン政権が成立すれば閣僚入りすると噂されています。バイデン候補とも話したそうですが、そうなると、独禁法違反などをチラつかせて、何らかのフィーを負担させる方向にもっていくかも知れません。
またヤン氏は、インターネット上のデータは個人のものであり、企業がデータ使用料を個人に支払う仕組みの構築を、Data Dividend Projectという組織まで立ち上げて提案しています。
https://www.datadividendproject.com/こうなるとベーシックインカムもかなり具体性を増してきますね。
以前読んだ「市場クロガネは稼ぎたい」という漫画で、ベーシックインカム推進派と非推奨派が戦ってて、確か非推奨側が勝った。
成果に対する対価をという資本主義と、正義の救済というベーシックインカム派の戦いみたいになってたけど、資本主義とベーシックインカムを対比するのはおかしい。
資本主義とベーシックインカムは対立しないことは、この記事にあるように、いろんな経営者(資本主義の勝者)が推進してることからも明らか。
実際、ガチのAIが出来たらいわゆる仕事はかなりなくなるし、株主に還元するスタイルである資本主義の行き着く先とも言える。各国がコロナ対策で現金給付を行ったことで、すでに先進国ではベーシックインカムが導入されたと、私自身は捉えています。
第一次世界大戦後に普通選挙が導入されたように、社会全体で何かを乗り越えた際には、それに参画した全員が報われるような制度が導入されることが多くあります。
アフター・コロナの社会保障は、今までは全く異なるものになるのではないでしょうか。
