[ニューヨーク 9日 ロイター] - アザー米厚生長官は9日、今年の秋までに新型コロナウイルスの臨床試験(治験)用ワクチンを数千万人分用意できるとした上で、来年初頭までに数億人分の確保を目指すと表明した。
アザー長官は、各社との協力で早期のワクチン製造が実現するとした。
[ニューヨーク 9日 ロイター] - アザー米厚生長官は9日、今年の秋までに新型コロナウイルスの臨床試験(治験)用ワクチンを数千万人分用意できるとした上で、来年初頭までに数億人分の確保を目指すと表明した。
アザー長官は、各社との協力で早期のワクチン製造が実現するとした。
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このニュースで勘違いをしてはいけないのは、秋までにワクチンの有効性と安全性が明らかになるわけでは必ずしもない、という点です。裏を返せば、これはワクチン開発企業および米国連邦政府にとって、最大のリスクとも言えます。
ここでいうリスクというのは、副作用の話などではなく、経済的な損失のリスクです。
理想的には臨床試験の結果を確認してから大量生産ですが、それでは大きなタイムラグが生じてしまうため、このように試験結果が判明する前にあらかじめワクチンを大量に製造しておくのです。
こうすることにより、有効と判断できるタイミングですぐにワクチンの普及を開始することができます。一方、安全性の懸念などが試験途中で生じた場合には、この製造はたちまちすべてが損失となります。
西浦先生と山中先生が、新型コロナについて対談をされています。非常に重要なことをお話されているように思います。
ワクチンについては、両先生ともにそんなにすんなり行かないであろうという予想のようです。
https://youtu.be/3vo19Y0arac
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