りそな銀、事業承継専門ファンド設立へ 持続的支援で顧客囲い込み
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注目のコメント
これは日本の事業承継に悩む企業を救っていく受け皿としては面白い動きと思います。
ただ、ファンドサイズ、投資対象規模としてはかなり小さめなので、経営改善の難易度が高くなる印象です。投資サイズが10-25億円ということは、買収時のローン（LBOローン）も入れて企業価値で20-50億円くらいのレンジ、ざっくり営業利益で2-5億円程度の会社のイメージだと思います。つまり、おそらく売上は数十億円規模の会社になると思いますが、その規模で本当に経営改善できるようなプロフェッショナル経営者を招聘してこれるのか、コンサル等を使える余力があるのか、事業サイズが小さい分、打てる手が限られるので、実は難易度は難しくなる印象です。これまでも後継者が予定されている場合は「自社株承継信託」などの機能提供を行ってきましたが、今後は後継者未定でも「ブリッジ」の機能を発揮することが期待されます。
こうした問題を踏まえれば、若手で有能な行員を積極的に事業会社に武者修行に行かせ、企業経営者候補を育てる人事政策も必要となりましょう。事業承継ファンドは、これからますます必要性が増えますから大切ですね。
後継者不足で承継されない企業は、大きな損失。
ここにベンチャーにチャレンジしたい起業家なんかマッチするのやりたいな。基礎収益あってチャレンジできるのは、メリットあると思います。
もちろん経営バランス必要なので、このあたりは専門的人材がサポートする両輪が必要だと考えますが。
