この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「オンプレミス用AWS「AWS Outposts」でAmazon RDSが利用可能に。MySQLとPostgreSQL対応」(2020年7月8日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Amazon Web Services(AWS)はこのほど、AWSのクラウドインフラと同等のシステムをオンプレミスに持ち込める「AWS Outposts」で、Amazon RDSが利用可能になったと発表しました。
AWS Outpostsは、同社がクラウドの構築で培ってきた技術を基にハードウェアとソフトウェアを設計、開発し、24インチのラックにシステム一式を搭載したシステム。あたかも自社内にAWSリージョンを置いたようになり、パブリッククラウドと連係したハイブリッドクラウドを実現できます。
2019年12月に米ラスベガスで開催された年次イベント「AWS re:Invent 2019」にて正式リリースとなりました。
【関連記事】[速報]AWSをオンプレミスに持ち込める「AWS Outposts」正式リリース。日本国内でも利用可能。AWS re:Invent 2019
この時AWS Outpostsで利用できる機能として発表されたのは、Amazon EC2、Amazon EBS、Amazon ECS、Amazon EKS、Amazon EMR、Amazon VPC、Amazon RDS、Amazon S3の8つの機能でした。
今回この中で予定されていたAmazon RDSが正式に提供されることになったわけです。
対応するデータベースはMySQLとPostgreSQL。当然ながらAWS本体と同様にマネージドサービスとして提供されるため、運用はすべてAWSに任せることができます。
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