なぜU25の女の子たちは「韓国カルチャー」にハマるのか
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注目のコメント
今は韓流という言葉は古いと思います。韓国カルチャーを研究している私自身も今の時代の現象を韓流という言葉で呼ばないようにしています。なぜなら2000年代半ばに日本と中華圏を中心に起きた韓流コンテンツとはまるで別物だからです。
今、日本の若者たちに韓国コンテンツやカルチャーは実用的でトレンドぽさを持ち、マネしやすいところもあり、ライフスタイルの憧れになってきていると思います。韓国カルチャーが生活とより密接的に関わっているからこそ、この流行は以前の韓流より長続きするのではないかと個人的には思いますね。自粛期間中見事に梨泰院クラスとNizi Projectにハマった私ですが、エンタメの質が日本と全く違うように感じます。日本はドメスティックに受けることを狙いすぎて、グローバルに受けない。韓国は、ダンスや歌やドラマのターゲット&ゴールが世界なので、海外の友達とも感動や体験をシェアできるし、やはり見せ方やクオリティが圧倒的です。
ローカライズとグローバリゼーションを両立させるのは、日本では文化的になかなか難しいのだと思いますが、物理的な距離が全く関係なくなってきた今こそ、その領域にチャレンジするコンテンツがこれから現れることを願います。