根拠なき熱狂と言うが、この局面は①過去に例のない政府・中央銀行一体型のフルサポート、②それによる実質金利の低下、③コロナによる在宅特需や人々のライフスタイル変化により、ハイテク企業がますます恩恵を受けるというストーリーになんとなく説得力があることから、市場はここまでの株高に十分に根拠を見出している。
問題は株価が既に修正されたこの先、市場が織り込んでいるスピードと質で企業収益が本当に回復するのかということ。その不透明感を、金融相場が飲み込めるのかというポイントであり、それは意見が大きく分かれている。

少なくとも、超低金利という根拠はあると思います。